イグジステンズ/グロくて変態的な世界観が中毒になる!SFホラー映画を紹介

出典:Amazon.co.jp

今回はイグジステンズ

紹介します。

 

クローネンバーグが創造した

グロくて変態的な世界観が中毒になりそうな

SFホラー映画になります…

 

1.イグジステンズのあらすじ紹介

油圧銃で脊髄に差し込み口

(バイオ・ポート)を作り、

そこに生体ケーブルを差し込み

ゲームポッドと人体を繋いでプレイする

ゲームが流行る世界。

 

アンテナ社が開発した“イグジステンズ”

言われる最新ゲームの発表会場…

 

観覧にきた観客の中から12名が抽選で選ばれ

“イグジステンズ”を試遊できることになった。

 

会場へ遅れて入ってきた一人の若者、

若者は受付で警備員のテッド・パイクル

ら身体検査を受けるが、特に問題もなく会場内へと入り席に着く…

 

しばらくすると、

若者はグロテスクな形をした銃を取り出し、

“イグジステンズ”を開発した天才ゲーム

デザイナーのアレグラ・ゲラーに向けて発砲!!

 

続けてアレグナを守ろうと駆け付けた

レヴィにも発砲するが、銃を所持していた

他の観客によって若者は射殺されてしまう…

 

若者は現実主義者(リアリスト)

言われる集団の一員で、

アンテナ社やゲーム開発者である

アレグナを敵視していたのである…

 

撃たれて息も絶え絶えのレヴィ

テッドに向けて

“アレグナを連れて逃げろ”

“敵は内部にもいる”

と伝えると、テッドは若者が落とした

グロテスクな銃を拾い、傷を負ったアレグナを連れて会場から脱出する。

 

車で逃走中、

テッドは撃たれたアレグナの傷の手当てを行う。

 

ナイフを使って銃弾を取り出すと、

その銃弾は人間の歯で出来たものだった…

 

逃走途中で寄ったモーテル…

アレグナは会場で銃撃されたときに、

一緒に傷ついたゲームポッド内の

ゲームデータが壊れてないかを確かめる

べく、テッドと一緒にゲームをプレイすることに…

 

だが、テッドは今までゲームをプレイした

ことがなく、そのため背中にバイオ・ポートがなかった…

 

テッドアレグナは立ち寄った

ガソリンスタンド従業員のガスに、

バイオ・ポートを開ける作業を依頼する。

 

作業後、

さっそくゲームを開始しようとするが

神経過電流を引き起こし、誤って

ゲームポットを壊してしまったテッド

 

しかし、

これはワザと神経過電流を引き起こすよう

に作業したガスのトラップであった…

 

ガスによってアレグナは殺害されそうに

なるが、間一髪のところでテッドガスを殺害…

 

再びテッドアレグナは車で逃走し、

ゲームポッドを修理するために

山奥のスキー場へと向かう…

 

そこでキリ・ビヌカーという老人に出会い、

ゲームポッドテッドバイオ・ポート

修理してもらった後、

テッドアレグナはようやく

“イグジステンズ”をプレイする…

 

ゲーム内は現実世界と同じリアルなもので、

ゲームのルールや目的も分からないまま

ゲームを進めるうちに、やがて現実とゲームの違いが分からなくなっていく…

 

2.イグジステンズのキャスト・スタッフ紹介

日本公開日: 2000年4月29日

上映時間:97分

監督: デヴィッド・クローネンバーグ

脚本: デヴィッド・クローネンバーグ

製作: デヴィッド・クローネンバーグ

主演者:

ジュード・ロウ → テッド・パイクル 役

ジェニファー・ジェイソン・リー  アレグラ・ゲラー 役

クリストファー・エクルストン  レヴィ 役

ウィレム・デフォー  ガス 役

イアン・ホルム → キリ・ビヌカー 役

※トリビア

・本作イグジステンズは、

 1999年のベルリン国際映画祭で

 芸術貢献賞を受賞した。

 

3.イグジステンズの感想やネタバレなどを紹介

(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)

3-1.イグジステンズの感想

鑑賞中は自然と背中がゾクゾクしてくる

ような映画で、背中に第二の肛門みたい

な穴を開けるとか、変態的かつ悪趣味極まりない映画でした…

 

作中で登場するゲームポットと言われる

装置、ゲームをするんだから普通だと

プレステのような装置を思い浮かべるだ

ろうが、クローネンバーグの手に掛かれば

それが“両生類の卵を遺伝子操作で孵化

させた物”に大変身!!

これは機械というよりは“生き物”

 

そのゲームポッドを修理するシーンが

まるで小動物の解剖動画を見せられている

ようで、これまたグロい…

 

また、特にグロく感じたのは

何と言ってもテッドが働いた

“トラウト・ファーム”内で

突然変異した生物を食肉用に加工するシーン…

 

食事中に観るのを控えた方がいいです…

 

こういったグロテスクな描写が

テンコ盛りの映画で、

そこばかりに目が行きがちですが

“イグジステンズ”を狙って現実主義者

(リアリスト)との対立が段々と加速してい

くのも面白く、終盤では現実とゲームの区

別が全く分からなくなっていき物語は驚愕の結末を迎える…

 

変態的かつグロテスクな映画だけど、

不思議と最後まで鑑賞できる

中毒性のあるSFホラー映画でした。

 

3-2.イグジステンズの評価

評価 :3/5。

3/5点中

デヴィッド・クローネンバーグらしい

グロテスク変態的な世界観に

中毒になる方もいれば、

強い拒否反応を示す方もいるであろう映画でした。

 

劇中で登場するゲームポッド

バイオ・ポート動物の骨で出来た

グリッスル・ガンなどなど…

 

クローネンバーグらしいアイテムの数々は、

グロテスクではあるけどとても独創的で

他作品ではまず観られない代物ばかりだった。

 

本作イグジステンズの内容は

クローネンバーグが以前監督した

ヴィデオドロームのセルフリメイクの

ような内容で、ヴィデオドロームより

ストーリーが分かりやすい映画でした。

4.イグジステンズこんな方にオススメ

万人にオススメできる映画ではありませ

んが、デヴィッド・クローネンバーグ

監督した映画がお好きな方なら、

ハマるかと思います…

 

また、SFホラー映画グロい描写

お好きな方にも気に入っていただけるかと思います。

 

まとめ

今回はイグジステンズ

紹介させていただきました。

 

グロい描写が多い映画だけど

ハマる人はハマる…

中毒性のあるSFホラー映画です。

 

ご機会あれば、

是非ご鑑賞下さい。

 

記事を読んで下さり、

 ありがとうございました。

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 やる気が出ますので、

 よろしくお願いします。


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