今回はブレイドを紹介します。
90年代に公開された、
マーベルコミックが原作の、
ダークヒーロー映画です。
マーベルコミック原作の映画は、それまで
ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の野望、
パニッシャー、キャプテン・アメリカ卍帝国
の野望、ザ・ファンタスティック・フォーと
言った映画が公開されてますが、
どれも興行的に成功した、面白い作品とは
言い難いものでした…
しかし、
このウェズリー・スナイプスを主演に迎えた
ブレイドは大変面白く、これまでに2作の続
編が製作され、何と現在、ウェズリー・スナ
イプスから、マハーシャラ・アリに主演を交
代して、リブート版のブレイドの公開が決定
してます!!
いずれはブレイドが、アベンジャーズのメン
バーと合流する日が実現するかも…
それでは詳しく紹介していきます。
1.ブレイドあらすじ紹介
1967年…
とある病院に、出産直前の黒人女性が急患
で搬送されてくるが、女性の首筋には、
動物に咬まれたような咬み傷が出来てい
て、大量出血を起こしていた…
女性は黒人の赤ん坊を産むと、
そのまま息絶えてしまうのだった…
時は流れて現代、
一人の青年が、若い女に誘われて、
食肉加工場の奥にある、ナイトクラブへと
連れられくるが、青年は途中で、天井から
血のような液体が滴り落ちていることに気
付く…
そして、DJの“血のシャワー”の合図と共
に、天井のスプリンクラーから大量の血液
が流れ出し、ナイトクラブの熱気は最高潮
に達した頃、ナイトクラブで踊っていた客
たちは、“ヴァンパイア”としての本性を露
わにし、一斉になって青年に襲い掛かる
が、そこへ漆黒のコートに、サングラスを
掛けた黒人男性が姿を現す…
ナイトクラブにいたヴァンパイアたちに、
“ブレイドだ…”とどよめきが走るが、
ブレイドは装備していたショットガン、
マシンガンなどの銃器や刀を取り出すと、
瞬く間にヴァンパイアたちを殺戮してい
く…
遂には、ナイトクラブを仕切っていた
クインをボコボコにすると、クインを壁
に磔にし、ブレイドはクインに“フロスト
によろしく”と伝言を残し、クインに火を
付ける…
現場に警官らが駆け付け、
若い女に連れて来られた青年は救助された
が、生きたまま燃やされたクインの焼死体
は、死体安置所へと運ばれる…
医師のカレン・ジェンソンや同僚のカーテ
ィスのもと、クインの焼死体は解剖される
こととなったが、解剖中にクインが息を吹
き返し、カーティスの首筋に喰らい付く…
続けてカレンにも襲い掛かり、
カレンは首筋を咬まれてしまうのだった…
そこへ、
クインを殺し損ねたブレイドが現れ、
クインの腕を刀で切り落とすが、
場所が病院ということもあり、
ブレイドは銃の発砲が出来ず、
クインに逃げられてしまう…
ブレイドは、カレンを置いてそこから立ち
去ろうとするが、カレンに、亡き母の面影
を重ねたブレイドは、カレンを抱きかか
えると、相棒のウィスラーのもとへと連れ
て帰り、カレンはウィスラーによって、
ヴァンパイア化を防ぐためのニンニク注射
を投与される。
翌日、体力が回復したカレンは、
ブレイドによって自宅へと送り届けられる
が、カレンの自宅へ、警官を装ったヴァン
パイア崇拝者の男が現れ、危うくカレンは
殺されそうになる…
だが、寸前のところでブレイドが助けに入
り、ヴァンパイア崇拝者の男をボコボコに
ぶちのめす…
ブレイドとカレンは、ヴァンパイア崇拝者
の男を利用して、日系のヴァンパイアたち
が経営するナイトクラブを突き止め、
ナイトクラブの厨房の冷蔵庫から、
秘密の地下通路を発見する…
地下には記録係をしている、
フロストの手下パールが何やら作業をして
いたが、ブレイドとカレンは、パールに拷
問を施し、フロストが何を企んでいるのか
を吐かせる…
パールによると、フロストがマグラの書を
解読し、マグラの神を復活させたうえで、
最強の力を手に入れようと企んでいること
を知る…
人類が滅亡するのを防ぐため、
ブレイドは武器を揃えて、
フロスト一派との最終決戦に挑む。
2.ブレイドのキャスト・スタッフ紹介
日本公開日:1999年5月22日
上映時間:120分
監督:スティーヴン・ノリントン
脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
製作:ウェズリー・スナイプス
ピーター・フランクフルト
原作:マーヴ・ウォルフマン
ジーン・コーラン
主演者:
ウェズリー・スナイプス → ブレイド 役
クリス・クリストファーソン → ウィスラー 役
ウンブッシュ・ライト → カレン・ジェンソン 役
スティーブン・ドーフ → フロスト 役
ドナル・ローグ → クイン 役
※トリビア
・脚本を担当したデヴィッド・S・ゴイヤ
ーは、クリスチャン・ベール版のバット
マン3部作の原案を担当した他、最近で
案、脚本、製作総指揮に携わっている。
3.ブレイドの感想やネタバレなどを紹介
(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)
3-1.ブレイドの感想
ウェズリー・スナイプスの派手なアクショ
ンとホラーが融合した極上のダークヒーロ
ー映画です。
序盤のナイトクラブのシーンから、
ブレイドがショットガン、マシンガン、
刀を華麗に振り回し、バッタバッタと
ヴァンパイアたちを葬っていく無双シーン
は爽快です。
それからはフロスト一派を追うブレイド
と、ヴァンパイアたちの争いに巻き込まれ
た医師のカレンが、フロスト一派を追う物
語が展開され、中弛みはしません。
終盤では、最強の力を手に入れるため、
儀式を執り行おうとするフロスト一派に
捕らわたブレイドが、絶体絶命の危機…
しかし、カレンの命がけの処置により、
ブレイドは完全復活!!
フロスト一派の雑魚ヴァンパイアたちを、
派手なアクションで華麗に倒したあと、
儀式に成功し、最強の力を手に入れた元人
間ヴァンパイアのフロストと、ブレイドと
の時代劇顔負けの激しいチャンバラが繰り
広げられますが、ラストはブレイドによっ
て、派手に葬り去られます…
マーシャルアーツの達人でもある、
ウェズリー・スナイプスが演じているだけ
あって、ブレイドのアクションはカッコイ
イですし、見劣りはしません。
マーベル作品の中でも、
人にオススメしたくなるダークヒーロー映
画です。
3-2.ブレイドの評価
3.5/5点中
ブレイドが公開されたのが90年代のた
め、出てくるCGには見劣りを感じます。
特に、カッコイイシーンなのに、
CGバレバレだと少し興ざめしそうです
が、それをカバーするかのように、
ブレイドのアクションがすごいので、
あまり気にはならないです。
数あるマーベルコミック原作の映画の中
でも、5本の指に入る位に好きなダークヒ
ーロー映画です。
3-3.原作のブレイドを紹介
マーベルコミックでブレイドが初登場した
のは、1973年に発行されたThe Tomb Of
Dracure。
それから50年近い間、マーベルコミック
の中で、スパイダーマン、ゴーストライダ
ー、ウルヴァリンなどのアメコミヒーロー
達と関わってきました。
映画同様に、コミック上でも刀や銃、
杭などを使用しながら敵と戦い、
ヴァンパイアでありながら、
陽の下で移動することができ、
別名:ディ・ウォーカーとも呼ばれてま
す。
※↑はコミックThe Tomb Of Dracureで、
画像左のブレイドが、敵HELLSSPAWN
に、武器の杭を突き刺しているところ。
3-4.ブレイドのフィギュアを紹介
こちらは、90年代にTOYBIZ社から発売さ
れた、VAMPIRE WAS SERIES
(ヴァンパイア・ウォーズ・シリーズ)
より、BLADE AAMPIRE HUNTER
(ブレイド・ヴァンパイア・ハンター)
です。
映画版のウェズリー・スナイプスに似せた
というよりは、コミック版のブレイドに近
いです。
付属パーツは豊富で、
ブレイドに装着させると、
こんか感じになるようです。
こちらはコミック版のブレイド。
スナイプス感は0…
おまけに髪型は板前のお兄さんといった
ところ…
4.ブレイドこんな方にオススメ
ホラー映画やアクション映画好きにも
オススメが出来ますし、アベンジャーズ
などのマーベルコミック原作の映画が好き
な方や、他のアメコミ映画好きにもオスス
メが出来ます。
まとめ
今回はブレイドを紹介しました。
90年代に公開されたマーベルコミック原
作の本作。
ブレイド公開前までのマーベルコミック原
作の映画は、どれも面白い作品とは言い難
い映画が多かったですが、本作はマーベル
コミック初、興行的にも、映画の批評的に
も成功したといっていい作品です。
マーベルコミック原作の映画は、
今や公開されれば、全部がヒットしちゃう
位の勢いがありますが、その中でも、
ブレイドは大好きなダークヒーロー映画の
一つです。
興味がある方は是非、
鑑賞していただきたいです。
※記事を最後まで読んで下さり、
ありがとうございました。
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