今回はファンハウス惨劇の館を紹介します。
悪魔のいけにえで有名な、
トビー·フーパーによって製作された本作。
お化け屋敷に迷いこんだ若者4人組が、
奇形の殺人鬼とその父親の餌食になってい
く、スラッシャー映画です。
奇形の殺人鬼の造形や、劇中で登場する
本物の牛の奇形に、驚かされることで
しょう…
それでは詳しく紹介していきます。
1.ファンハウス惨劇の館あらすじ紹介
高校生のエイミー・ハーバーは、両親に
恋人のバズたちと映画を観に行くと嘘を
ついて、町のカーニバルへと向う。
しかし、そのカーニバルでは、
二人の女の子が殺害されるという恐ろしい
事件が発生しており、エイミーはバズに対
して、カーニバルに行くのを止めようと提
案するが、バズは“リッチーやリズを待た
せているから”と、聞き入れなかった…
カーニバルへ向う道中で、
友人のリッチーとリズを拾い、
目的のカーニバルへと到着した4人は、
カーニバル内で催されていたフリーク・シ
ョーへ入る…
口蓋裂症の牛や双頭の牛が、
4人を驚かせる中、
リッチーがホルマリン漬けにされた、
奇形の赤ん坊が展示されていることに
気付くが、4人は“ゴムで出来た作り物
だ”と一蹴し、フリーク・ショーをあと
にする…
続いて4人が向かったのは、
恐怖の館“ファンハウス”と呼ばれる
お化け屋敷…
リッチーは度胸試しとして、
“ファンハウス”内に隠れ込み、
そこで一晩過ごすことを3人に提案…
4人は“ファンハウス”の入口で、
フランケンシュタインのマスクを被った
従業員の男に、カートへと乗せられると、
カートは“ファンハウス”内へと進んで行く…
カートが、“ファンハウス”内を走り回って
いる際中に、4人はカートから飛び降り、
展示物の中に紛れ込む…
“ファンハウス”の従業員たちにバレること
なく、カーニバルは営業時間を終えて、
“ファンハウス”内も静寂に包まれる中、
偶然にも、4人は“ファンハウス”内で、
占い師の女が、フランケンシュタインの
マスクを被った男に、殺害される現場を目
撃してしまう…
バズはすぐにここから逃げることを3人
に促し、4人は出口を探して“ファンハウ
ス”内を彷徨う中、ようやく出口のような
扉を発見…
だが、扉は鎖によって固く閉ざされていた…
やがて、
“ファンハウス”に、フランケンシュタイン
のマスクを被った男の父親で、“ファンハ
ウス”の客引きをしていた男が戻ってく
る…
占い師の女の死体を見た客引きの男は
怒り、フランケンシュタインのマスクを
被った男と、客引きの男の間で争いが起
きる中、上の階でその様子を見ていた4人
の内のリッチーが、誤ってポケットからラ
イターを落としてしまう…
上の階からライターが落ちてきたことに
気付いた客引きの男は、人が潜んでいるの
ではと勘付き、フランケンシュタインのマ
スクを被った男を従えて、4人の追跡を開
始する…
そして、
逃げ場のない“ファンハウス”内で、
地獄のような鬼ごっこが始まった…
2.ファンハウス惨劇の館キャスト・スタッフ紹介
日本公開日：1981年6月20日
上映時間：97分
監督：トビー・フーパー
脚本：ラリー・ブロック
製作：デレク・パワー
製作総指揮：マーク・L・レスター
主演者：
エリザゼス・ベリッジ → エイミー・ハーバー 役
クーパー・ハッカビー → バズ 役
マイルズ・チャピン → リッチー 役
ラルゴ・ウッドラフ → リズ 役
ケビン・コンウェイ → 客引きの男 役
※トリビア
・監督のトビー・フーパーは、
ホラー映画の金字塔的作品
悪魔のいけにえを過去に監督している。
・製作総指揮のマーク・L・レスターは、
後にアーノルド・シュワルツェネッガー
主演で、コマンドーを監督している。
3.ファンハウス惨劇の館の感想やネタバレなどを紹介
（注意ネタバレも含みます！！まだ未見の方は要注意です！！！）
3-1.ファンハウス惨劇の館 感想
映画の序盤辺りから、本物と思われる
口蓋裂症を患った牛、双頭の牛が登場し、
なかなかのインパクトを残したものの、
それ以外では本物の奇形は登場せず、
おまけにお化け屋敷“ファンハウス”の
中で、4人の若者を執拗に追跡する奇形の
殺人鬼は、作り物と分かるぐらいの特殊メ
イクで造形されているため、あまりインパ
クトもなく、怖さもなかった…
出来ることなら、
悪魔の植物人間で見せてくれたような、
本物の奇形の方を起用した、スラッシャー
映画にしてほしかった…
ただ上映時間は97分と短いですし、
ホラー好きであれば、
チェックしておくのもいいかもしれません。
3-2.ファンハウス惨劇の館 評価
3/5点中
悪魔のいけにえを監督した、
トビー・フーパーの監督だからと期待して
いたが、飛び抜けて目立つものはなく、
普通のホラー映画といったところ…
また、公開から40年ほどの年月も経過
しているのもあってか、お化け屋敷
“ファンハウス”に巣食う奇形の殺人鬼の
特殊メイクは、チープさが感じれた…
※↑は本作の見所の“ファンハウス”の従業員兼、
そこで暮らす奇形の殺人鬼…
海外のサイトでは“モンスター”と紹介されてますが、
序盤で登場するホルマリン漬けにされた赤ん坊の奇形児
は、彼の弟にあたる人物なので、“モンスター”と言う呼
称は誤りに感じます…
しかし、
本作はホラー映画界の巨匠でもある、
トビー・フーパーの監督作品なので、
一度は観ておいた方がいいと感じます。
4.ファンハウス惨劇の館こんな方にオススメ
ホラー映画やスラッシャー映画がお好きな
方にオススメが出来ます。
まとめ
今回はファンハウス惨劇の館を紹介しまし
た。
お化け屋敷“ファンハウス”へ、
度胸試しに忍び込んだお馬鹿な若者4人組
が、奇形の殺人鬼に執拗に付け狙われる、
スラッシャー映画です。
ホラー映画の金字塔的作品
悪魔のいけにえを監督した、
トビー・フーパーの監督作品でもあるの
で、ホラー好きであれば、チェックして
おいた方がいいです。
※記事を読んで下さり、
ありがとうございました。
クリックしていただければ、
やる気が出ますので、
よろしくお願いします。
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