ヒッチャー/乗せたヒッチハイカーが狂人でした…バイオレンス映画を紹介

出典:IMDb

今回紹介するのはヒッチャー

主演にブレード・ランナーで有名な

ルトガー・ハウアーが、

正体不明の狂人殺人鬼を怪演しております。

 

この言わずと知れたバイオレン映画

詳しく紹介していきます…

 

1.ヒッチャーあらすじ紹介

土砂降りの雨の中、

サンディエゴまでひたすら車を走らせる

ジムは走行中にうたた寝をして、

対向車とぶつかりそうになるが、

間一髪のところで避け切る…

 

その直後に、

路上に佇むヒッチハイカーを発見。

 

ジムは車を停めて、

ヒッチハイカーの男を車に乗せる。

 

男はジョン・ライダーと名乗り、

ジムジョンに対して

“どこまで?”と質問するが、

ジョンジムからもらったタバコを

吸いながら“今、言うさ”

ジロッとジムを睨み付ける…

 

段々とジョンの挙動がおかしくなる中、

ジムは車を停めて下車するようにジョン

要求する。

 

するとジョン“ガソリンスタンドへ”

言い、ジムは近くのガソリンスタンドまで

走行するが、運転中にジョン“ガソリンな

んて必要ない”と言い出しケラケラ笑い始め

る…

 

ジムも思わず釣られて笑うが、

ジョン“お前の前に拾った運転手が

言っていた言葉だ”と言い、

“遠くへは行けない、俺が奴の脚を切り、

腕、首を切ったからだ…”ジムに告げる…

 

その言葉にジムに戦慄が走るが、

やがてジョンは折り畳み式ナイフを取り出

し、ジムに身の毛もよだつ質問を浴びせる…

 

絶体絶命の状況下で、ジョンがシート

ベルトをしていないことを見抜いた

ジムは、走行中の車内からジョン

突き落とすことに成功!!

 

命からがら難を逃れることができた…

 

しかし、

ジョンは不敵な笑みを浮かべながら

走り去るジムの車を見つめているのだった…

 

土砂降りの雨も収まり、

晴れ間が広がる中、

ジムは再びサンディエゴまで

車を走らせていた。

 

すると後ろから家族連れの車が追い抜いて

行く。

 

車のバックガラスからは、

子供たちがおもちゃの銃を手にして、

こちらに向かってタタタッと

銃を発砲するマネをしながら遊んでいて、

その微笑ましい姿にジムは思わず顔がほこ

ろぶ…

 

そのバックガラスの下から子供たちに

混じって、もう一人顔を上げたが、

それは先ほど命からがら車から突き落と

したジョンだったのだった…

 

ジョンジムに向かってニヤニヤ笑いか

け、ジョンを乗せた家族連れの車はその

まま去ってしまう…

 

そして、

ジムが車を走行中に先ほどの家族連れの車

が停車しているのを発見…

 

ジムは車から降りて恐る恐る家族連れの車

に近付くが、そこにはジョンの姿はなく、

車内には子供もろとも惨殺された

家族の遺体が転がっていた…

 

狂人ジムの生死を賭けた

戦いが始まる…

 

2.ヒッチャーキャスト・スタッフ紹介

日本公開日: 1986年5月3日

上映時間: 93分

監督: ロバート・ハーモン

脚本: エリック・レッド

製作: デビッド・ボンビック

    キップ・オーマン

製作総指揮: エドワード・S・フェルドマン

主演者:

C・トーマス・ハウエル → ジム 役

ルトガー・ハウアー  ジョン・ライダー 役

ジェイソン・リー  ナッシュ 役

ジェフリー・デマン  エスタリッジ警部 役

※トリビア

 ・エスタリッジ警部役の

  ジェフリー・デマンはよく見たら

  ウォーキング・デッド

  デール・ホーヴァス役で出演してま

  した。

3.ヒッチャー感想やネタバレなどを紹介

出典:IMDb

(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)

3-1.ヒッチャー感想

目的や動機が不明なこのジョン・ライダー

という男、どこかクリストファー・ノーラ

監督のダークナイトに登場するジョーカ

と類似点が多いなと、個人的に感じまし

た。

 

直接的な描写はないものの、

女、子供も容赦なしに惨殺する

異常なシリアルキラージョン·ライダー

 

しかも、

ただの異常な人殺しではなく、

ジムに人殺しの濡れ衣を着せるなど、

狡猾な策略家な一面もあり、

ただの狂人ではないことが伺えます…

 

なぜ、

ジョンは執拗までにジムを追跡したのか?

 

それは最後まで分からなかったが、

あくまで個人的な考察を言うと、

ジョンは悪魔的な殺してくれる人間を

探していたのかもしれません。

 

連続殺人を行う中で、

偶然ヒッチハイクで出会ったジムに、

直感的に自分を殺してくれる人間だと

思ったのかもしれない…

 

また、

銃器類の取り扱いの上手さ

警官でさえ容易に殺害する殺人スキル…

 

ジョンはもしかすると従軍経験のある

人間で、ランボーのように心に大きな傷を

負った人間だったのかもしれないです…

 

ジョン·ライダーに対して、色々と謎が

残ったまま映画は終わりますが、有名な

作品だけに終始ハラハラできるバイオレ

ンス映画です。

3-2.ヒッチャー評価

評価 :4/5。

4/5

ルトガー・ハウアーが出演している

映画では、本作ヒッチャーブレード・

ランナーでのロイ・バッティ役が個人的

ルトガー・ハウアーのベストアクトで

す。

 

このジョン・ライダーというミステリア

スで危険な男は、今は亡きルトガー・

ハウアーしか演じ切れなかったと思っ

ています。

 

もし違う俳優がジョン・ライダー

演じていたら、この映画は今日まで語り

継がれることはなかったでしょう…

 

それくらいルトガー・ハウアーの魅力が

溢れるバイオレンス映画です。

 

特に印象に残っているのは、

ジョン・ライダーがロングコートに

ショットガンを持った姿…

 

夕日を後ろに立つ姿は激渋です…

4.ヒッチャーこんな方にオススメ

スティーブン・スピルバーグ監督の激突

ポール・ウォーカーが主演ロードキラー

ど、正体不明の何者かに追われる恐怖を味

わいたい方にはピッタリな作品だと思いま

す。

 

上映時間も93分と長くはないので、

最初から最後までハラハラドキドキ

する作品が好きな方にもオススメ

します。

 

まとめ

今回はヒッチャー

紹介させていただきました。

 

傑作のバイオレンス映画ですので、

正体不明の狂人に理由もなく付きまとわれ

る恐怖を、本作を鑑賞して存分に味わえる

ことでしょう…


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