ザ・フライ/ハエ男になっていく恐怖…傑作のSFホラー映画を独自紹介

今回はザ・フライ

紹介させていただきます。

 

天才科学者の男が

徐々にハエ男となっていく恐怖を、

最先端の特殊メイクでおどろおどろしく

描いた、傑作のSFホラー映画になります!!

1.ザ・フライのあらすじ紹介

バートック社のパーティーに

取材に訪れていた記者のヴェロニカは、

科学者のセス・ブランドルに出会い

彼の自宅兼研究所へと招かれる…

 

そこには2基の“テレポッド”

呼ばれる装置があり、

ブランドルヴェロニカに向かって、

“何か君が周りで使っている物を

貸してくれないか?”

と言うと、

ヴェロニカはおもむろに自分が履いていた

ストッキングを脱ぎ、ブランドルに渡す…

 

ブランドルは片方のテレポッドに

ストッキングを入れると、

制御装置を操作する。

 

するとストッキングは転送され、

もう片方のテレポッドに

移動しているのであった。

 

この大スクープにヴェロニカ

ブランドルに内緒で、

テープを回して会話を録音する…

 

後日、その録音テープを元恋人で

編集長のステイシス・ボランズに聴かせ

るが、“彼は手品師だ”と言うだけで、

相手にはされなかった。

 

直後、ブランドルヴェロニカに会うために

会社まで訪れ、ヴェロニカブランドル

ランチへ出掛ける。

 

そこでブランドルヴェロニカに対し、

“生物の転送にはまだ失敗している”

打ち明ける。

 

自宅に戻ったブランドルは、

ヴェロニカにビデオカメラで

撮影してもらいながら、

ヒヒを使った転送実験を開始する。

 

だが、実験は失敗…

 

転送されたヒヒ

皮膚と内臓が引っくり返ったような

おぞましい姿であった…

 

意気消沈のブランドルだったが、

ヴェロニカの何気ない言葉から

何かを閃いたブランドルは、

直ぐに制御装置の再インプットを始める。

 

そして、

再びヒヒを使った転送実験で

遂にヒヒを無事に転送させることに

成功する…

 

喜びも束の間、

ヴェロニカブランドルの自宅に届いていた

郵便物に何気なく目をやったあと、

元恋人ステイシスとの関係を払拭するた

めに、ブランドルを自宅に置いて去ってしまう…

 

ヴェロニカが去った悲しみと

酒に酔っていた勢いから、

ブランドルは自身の肉体を使って

転送実験を行うことに…

 

全裸になってテレポッドに入った

ブランドルだったが、

彼の気付かないところで

一匹のハエブランドルと一緒に

テレポッドの中に紛れ込んでいた…

 

何も知らないブランドル

そのまま転送実験を成功させるが、

実験後からブランドル驚異的な身体能力

を得て、ヴェロニカを驚かせるが、

同時に温厚だった性格から

凶暴性を露わにするようになっていく…

 

ブランドルは自身が超人のように

生まれ変わったのだと自己陶酔していたが、

それは最初だけだった…

 

ガン化したブランドルの肉体は崩れ始め、

グロテスクな変貌を遂げていくのだった…

 

2.ザ・フライのキャスト・スタッフ紹介

日本公開日: 1987年1月15日

上映時間:95分

監督: デヴィッド・クローネンバーグ

脚本: デヴィッド・クローネンバーグ

    チャールズ・エドワード・ポーグ

製作: スチュアート・コーンフェルド

製作総指揮: メル・ブルックス

主演者:

ジェフ・ゴールドブラム → セス・ブランドル 役

ジーナ・デイヴィス  ヴェロニカ 役

ジョン・ゲッツ  ステイシス・ボランズ 役

デヴィッド・クローネンバーグ  産婦人科医 役

※トリビア

・監督のデヴィッド・クローネンバーグ

 産婦人科医役で出演しています。

3.ザ・フライの感想やネタバレなどを紹介

(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)

3-1.ザ・フライの感想

ブランドルハエと融合したことで

肉体が徐々にハエ男となっていく…

 

その過程のブランドルの心理描写が生々

しく、人間とはかけ離れた生物になって

いく恐怖がヒシヒシ伝わりました。

 

最初こそ超人的な身体能力を

手に入れたことに喜んでいたブランドル

だが、それもほんの少しの間だけ…

 

映画開始57分辺りから

ブランドルの指から腐った肉汁が飛び

出し、一緒に爪が剥げるシーンから

加速してブランドル肉体が朽ちていく

 

これはブランドルの遺伝子に

ハエの遺伝子が組み合わさったことで、

ブランドルの肉体がガン化したため…

ガン化した肉体は瘡蓋が剥がれるがごとく

ボロボロ落ちていくのだが、

特に気持ち悪かったのは

ガン化の影響で歯を無くしたブランドル

が、胃液で食べ物を溶かして

それを啜って食べるシーン…

 

文字にしているだけでも気分が

悪くなりそうです…

 

ラストは、

ブランドルの肉体がボロボロ崩れ落ち、

中からハエ男(ブランドル・フライ)

出てくるのはシーンはすごく印象的で、

ザ・フライと言えばこのシーンを思い出す

くらい脳裏に焼き付いています。

 

グロ描写てんこ盛りの映画ですが

間違いなく傑作のSFホラー映画です。

 

3-2.ザ・フライの評価

評価 :3.5/5。

3.5/5点中

オリジナルは1958年に公開された

蠅男の恐怖という映画…

出典:IMDb

 

オリジナルでは頭と片腕だけが

完全なハエとなってしまい、

その姿もハエの被り物を被せただけで

シュールな感じだったが、

本作のハエ男(ブランドル・フライ)は、

人間とハエの“中間生物”という

非常に想像もできないような姿を

巧みに造形されていました!!

 

本作のハエ男の造形がマイベストな存在で、

続編ザ・フライ2二世誕生でも登場はした

が、あれはハエというより爬虫類を思わせ

る造形でしっくりきませんでした…

 

ハエ男の造形やグロテスク

描写に目が行きがちですが、

本作はハエ男になっていく

ブランドルの心理的変化や

ヴェロニカとの淡い恋模様…

 

ブランドルヴェロニカの恋愛関係に

嫉妬する変態男ステイシー

三角関係といった人間ドラマも楽しめる

映画です。

 

グロテスクな映画に変わりないですが、

転送装置によって引き裂かれた

ブランドルヴェロニカ

恋愛映画でもありました。

3-3.ザ・フライのフィギュアを紹介

こちらはマイコレクションから

(McFARLANE TOYS)から

MOVIE Maniacs SERIES3

“ブランドル・フライ”になります。

 

大きさは全長19cmほど…

 

口元に生えた髭がかなりリアルです…

“ブランドル・フライ”の足元から伸びてい

る配線や黄色い腐った肉片のような物も

精巧に再現されてます。

 

横から見た“ブランドル・フライ”

左右非対称の腕や脚が印象的…

 

後ろから見た図。

緑色の腐った肉片が体にこびり付いてます…

画像からでは分かりにくいですが、

黒くて細い体毛がポツポツと体中から生え

ています…

 

ここまで再現したフィギュアは他に知ら

ないです。

 

3-4.ザ・フライ2二世誕生を紹介

ザ・フライ2二世誕生は本作ザ・フライ

特殊メイクを担当したクリス・ウェイラス

によって製作されました。

 

前作に引き続き、

変態男ステイシーが続投していますが、

それ以外の役者は出演していません。

 

本作以上に

ハエ男が暴れ回るのを楽しめますし、

暴力的なシーンも多いです。

 

ザ・フライ2二世誕生も期待を外さない

SFホラー映画ですので、

こちらも是非ご覧下さい👇

 

4.ザ・フライこんな方にオススメ

ホラー映画がお好きな方や

異形のクリーチャーが暴れ回るような

モンスターホラーがお好きな方も

存分に楽しめる傑作のSFホラー映画です。

 

しかし、

グロテスクな描写が苦手な方には

あまりオススメできないかもしれません…

 

まとめ

今回はザ・フライ

紹介させていただきました。

 

きっとハエ男の姿が脳裏に焼き付いて

離れなくなるであろう

傑作のSFホラー映画です!!

 

是非、

ご鑑賞下さい!!

 

記事を読んで下さり、

 ありがとうございました。

 クリックしていただければ、

 やる気が出ますので、

 よろしくお願いします。


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