シーバース/性行為で感染拡大!相手を狂人に変貌させる…SFホラー映画を紹介

出典:Amazon.co.jp

今回はシーバース

紹介させていただきます。

 

クローネンバーグの映画監督デビュー作で

あり、クローネンバーグ変態ワールド

全開のSFホラー映画になります!

 

1.シーバースのあらすじ紹介

モントリオールからほど近い

スターライナー島

 

そこのスターライナー・タワーと呼ばれる

高級マンションのとある一室で、

若い女子学生アナベルホッブス医師に

よって絞殺されてしまう…

 

ホッブスアナベルの遺体の口元に

医療用テープを貼ると、

遺体をテーブルの上に寝かせ

メスを使って腹を切り裂くと、

腹の中に硫酸のような液体を流し込

むのだった…

 

ホッブスはその後、

メスで自らの首を切り裂き

自殺してしまう…

 

しばらくして、スターライナー・タワー

住む会社員のニックが、お腹周りにできた

“シコリ”を気にしながら会社へ出勤するた

めに部屋を出るが、出勤前に不倫相手の

アナベルの住む部屋を訪れる…

 

アナベルの部屋を訪れたニックだったが、

テーブルの上に寝かされたアナベルの遺体

を発見…

ニックはショックのあまりそのことを誰に

も告げず会社へと向かって行った…

 

結局、アナベルホッブスの遺体は

診療所の責任者ロジャー医師によって

発見され、警察の事情聴取を受けることに…

 

ロジャーはその後、ホッブスと共同研究を

行っていたロロという人物に会い、

ホッブスロロが臓器移植に必要な臓器を

“寄生虫”に代用する研究を行っていたこと

を聞かされるが、ロジャーはイカレタ話だと半信半疑なのであった…

 

続けてロロホッブスが教え子だった

アナベルを実験対象に、

“寄生虫”を移植する実験を行っていた

ことをロジャーに打ち明ける。

 

その頃、ニックはオフィスで吐血

急遽マンションへ帰宅していたが、

自室のバスルームで再び吐血

そのままバルコニーへ移動したニック

 

ニックは地上を歩く人に向けて

口から何か“得体の知れない物体”

を吐き出す…

 

地上に落下した“物体”

やがてマンションの地下へと移動し、

洗濯機を回していた女性の顔面に飛び掛

かり、女性はそのまま意識を失ってしまう…

 

ロジャーの診療所に、

お腹周辺に“シコリ”が出来たという

別の男性が診察に訪れる。

男性は前にアナベルと性行為を行っていたことが判明する…

 

やがてロロからロジャー宛に

“寄生虫”に関しての報告書を

手に入れたという連絡が入る…

その報告書にはロロさえ知らなかった

ホッブス“真の目的”が記されていた!!

 

それは催淫効果と性病を併せ持つ

“寄生虫”を利用して、

世界を“快楽の渦”に巻き込むという

あまりにも狂った計画が

記されていたのであった…

 

事態を重く見たロジャーだったが、

スターライナー・タワー内は

ニックの体から吐き出された

大量の“寄生虫”が住人たちに次々と襲い

掛かり、寄生された住人は狂人に変貌…

他の住人に襲い掛かり始めていた…

 

2.シーバースのキャスト・スタッフ紹介

日本公開日: 劇場未公開作

上映時間:90分

監督: デヴィッド・クローネンバーグ

脚本: デヴィッド・クローネンバーグ

主演者:

ポール・ハンプトン → ロジャー医師 役

ジョー・シルヴァー  ロロ・リンスキー 役

リン・ローリィ  フォルシーサ看護婦 役

アレン・マジコフスキー  ニコラス 役

フレッド・デーデルライン  ホッブス医師 役

キャシー・グラハム  アナベル 役

※トリビア

・本作シーバースクローネンバーグ

 とっての映画監督デビュー作品。

 

3.シーバースの感想やネタバレや感想などを紹介

出典:IMDb

(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)

3-1.シーバースの感想

シーバースとはクローネンバーグ

ゾンビ映画

古い作品だけどそこそこ楽しめる

SFホラー映画です。

 

人間を狂人に変貌させる“寄生虫”

ナマコみたいな生物で、

粘液に塗れてウネウネ動く姿は

何ともグロテスクで気持ち悪かったが

どこかチープで笑えました。

 

この“寄生虫”が性行為で人体に入り込み、

相手を性欲丸出しの狂人に変貌させる…

こんな発想よく思いつくなと

逆に感心しちゃいました笑

 

舞台が高層マンション内と

限られた場所だけあって、

性欲丸出しの変態ども(狂人)に、

徐々に追い詰められていく様は、

何とも言えない恐怖感がありました…

 

また、恐怖描写やグロテスクな描写だけ

でなく、マンションを訪れたロロ

ニックボコボコの血祭りに上げられる

シーンは何とも凄惨で、

顔面を血だらけにしながら顔に張り付いた

“寄生虫”をペンチで引き剥がしていく

シーンは、とても暴力的で印象に残ります…

 

クローネンバーグにとって

映画監督デビュー作だけど、

その名に恥じない名作の

SFホラー映画だと思います。

 

3-2.シーバースの評価

評価 :3/5。

3/5点中

シーバースは今から40年以上前の映画

だけに、若干のチープさを感じさせつつも

終始見入ってしまう面白い

SFホラー映画でした。

 

上映時間90分なのも丁度良い長さで

すし、物語も中弛みさせることなく

クライマックスまで一気に進みます。

 

ゾンビ映画とはまた違って、

性行為で“寄生虫”に感染した人間は

外見的な区別がつかず、

知能も残っていることから

武器や車を使って襲い掛かってくるのに

恐怖感を感じました。

 

ラストも

ハッピーエンドで終わらせず、

観る側それぞれの解釈に委ねているのも

よかったです。

3-3.ラビットを紹介

本作シーバースに続いて製作されたのが、

ラビッド

 

内容は、

若干シーバースと被りますが、

鬼才クローネンバーグ

独自に想像した吸血鬼

ユニークで面白い映画です!!

 

是非、

こちらの記事も参考に見ていただければ、

嬉しいです👇

 

4.シーバースこんな方にオススメ

クローネンバーグの映画作品がお好きな方で

本作シーバースをまだ未見の方は

是非、ご鑑賞をオススメします!

 

また、

ホラー映画SFホラー映画好きにも

オススメしたい映画です。

 

まとめ

今回はシーバースを紹介しました。

 

性行為で相手を狂人に変貌させてしまう

恐怖の“寄生虫”が出てくる

オススメのSFホラー映画です。

 

是非、

ご鑑賞下さい。

 

記事を読んで下さり、

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