壁の中に誰かがいる/ブラックコメディー風スプラッター映画を紹介!            

出典:IMDb

今回紹介させていただくのは、

ブラックコメディーな笑いと

スプラッター描写が楽しめる

壁の中に誰かがいるです。

 

監督はエルム街の悪夢

サランドラなどの有名ホラー映画

を数多く手掛けたウエス・クライブン!

 

狂人夫婦?が住むお家で、

鬼ごっこをするような

“追われる恐怖”を体感できる

スプラッター映画です。

 

1.壁の中に誰かがいる/あらすじ紹介

スラム街の今にも崩れそうなアパートで、

母親と姉ルビーと妹の4人で暮らす

フールは心の優しい黒人の少年だが、

フールの母親は重い病気を患っていた。

 

ある晩、

咳き込む母親を介抱しようと

ルビーが母親のベッドへと近付くと、

母親はルビーに向かってこう呟く、

“ひどい家主で…”

フールも一緒に聞こうとするが、

ルビー“あんたはいいの”

と突き返されてしまう…

 

フールは部屋の隅に移動するが、

ふと人の気配を感じ、そこに目をやると、

見知らぬ男がタバコをふかして立ってい

た…

 

男の名前はリロイ

ルビーの友人だと告げるや、

リロイフール“あること”を伝える。

 

それは

“家主から立ち退きを理由に、

フールたち一家がアパートから追い

出されそうになっている。”

というものだった…

 

はじめて知った事実に

途方に暮れるフール

 

リロイはここぞとばかりに

ある仕事を持ち掛ける…

 

翌日になり、

部屋にまたリロイがやってきて、

金のことでルビーと何やら話をしている。

 

“悪いことはしない”と言うリロイ

誘いを、フールはきっぱり断るが、

リロイフール

“お前の母さんは癌なんだ”

と衝撃の事実を伝える…

動揺するフールをよそに、

リロイは例の仕事

詳細を話はじめる…

 

その仕事とは、

悪い噂しか立たない家主の家に、

盗みに入るというものだった…

 

ルビーから

“あの家主異常者だから危険だ”

と諭されるが、リロイは一歩も引かず

“あの家主金貨を持っていて、

盗みに入る価値が十分にある”

と話はじめ、

“このまま家族が路頭に迷っても

いいのか?”リロイフール

問いかける…

 

そして、

リロイスペンサーフール

3人組で家主の家に盗みに入ることなり、

手始めにフールはボーイスカウトの恰好

をして、クッキーの入った紙袋を持って

家主の家へと向かう。

 

家主の家に着いて呼び鈴を

鳴らすなどしているうちに

家主の妻が現れ、フール

“クッキーを買ってくれませんか?”

家主の妻に尋ねるが、

全く相手にされず家主の家の中に

入ることはできなかった。

 

その時、

フールは何気なく家の外観を見渡すが、

窓という窓に金網が張ってあり、

外側から南京錠まで付けられている

異様な雰囲気を漂わせていた…

 

それをリロイスペンサーに報告すると、

次はスペンサーが自ら家主の家に

行くことに…

 

スペンサーはガス会社の

社員の制服に身を包み、

家主の妻に言葉巧みに近づくと、

何とか家の中に入ることに成功するが、

しばらくすると、スペンサーを家に残し、

家主家主の妻は車でどこかへ

出掛けて行ってしまう…

 

それをバンの中で監視していた

リロイフールは不審に思う…

 

リロイスペンサー

金貨を横取りされると思い込み、

家主たちがいない今、

フールを連れて家の中への侵入を試みる。

 

リロイは持っていたバールで、

裏のドアのガラス部分を叩き割り、

外側から鍵を開ける。

 

家の中に侵入し、

スペンサーを探し始める二人だったが、

しばらくして家主たちが家に戻ってきた…

 

それは家主たちとの、

生死を賭けた鬼ごっこ

幕開けを意味していた…

2.壁の中に誰かがいる/キャスト・スタッフ紹介

日本公開日: 1992年4月11日

上映時間: 102分

監督: ウェス・クレイブン

脚本: ウェス・クレイブン

製作総指揮:ウェス・クレイブン

音楽: ドン・ピーク

特殊効果: ピーター・チェズニー

主演者:

 ブランドン・アダムス → 

 フール 役

 ケリー・ジョー・ミンター  

 ルビー 役

 ヴィング・レイムス  

 リロイ 役

 ジェレミー・ロバーツ  

 スペンサー 役

エヴェレット・マッギル → 

 家主 役

 ウェンディ・ロビー → 

 家主の妻 役

 A・J・ランガー → 

 アリス 役

※トリビア

壁の中に誰かがいるは、

 言わずと知れたホラー映画界の重鎮

 ウェス・クレイヴンが監督している。

 

・イカれた家主を熱演した

 エヴェレット・マッギルは、

 スティーブン・セガール主演の

 暴走特急で、凄腕の傭兵マーカス・ペン

 を演じていた。

3.壁の中に誰かがいる/感想やネタバレなどを紹介

出典:IMDb

(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)

3-1.壁の中に誰かがいる/感想

邦題は壁の中に誰かがいるだが、

原題は

THE PEOPLE UNDER THE STAIRS

訳すと階段下の人たちとなる。

 

邦題からして、

壁の中にいる潜む得体の知れない

バケモノとの戦いを描いた感じの

作品に感じるが、実際は主人公たち

に襲い掛かってくるのは、銃器で完全武装

した家主とその妻だ、タイトルにあるよう

“誰か”とは、家主とその妻に誘拐されて

きた子どもたちが、壁や階段下の地下で暮

らすうちに、なぜかバケモノのような風貌

に変貌した人たちを指している。

 

地下に閉じ込められた人たちの主な主食は

人肉だと思われるが、面白いことに主人公

側に襲い掛かってくるようなシーンはな

く、本作において悪役という立ち位置では

ない。

 

特に地下や壁の中で主に生活している

ローチは、不気味な風貌のキャラクター

だったが、フールや家の中で出会う

美少女アリスを手助けしてくれる

ナイガイだった。

 

フールアリス家主がショットガンやら

レーザーサイト付きのマグナムなどで

重武装して襲い掛かってくるのだから、

追われる方はたまったもんじゃない…

 

しかも、

この鬼ごっこのような追跡をするのに、

家主がわざわざ全身をSMボンテージ姿

で仮装して襲い掛かってくるのには失笑…

確かに怖いシーンだが、

ブラックコメディーな感じもする。

 

3-2.壁の中に誰かがいる/評価

評価 :3/5。

3/5

ミッション・インポッシブル

シリーズのルーサー・スティックル

で有名なヴィング・レイムス

青年リロイ役で出演しているのも面白

かった。

 

また、

物語終盤で、家主たちから散々な

目に遭わされたフールが、

家主やその妻をこてんぱんに

叩きのめすカタルシスもあるので、

その点も爽快だったが、個人的には

もっとボコボコにしてもらいたかった笑

 

ホラー映画であることに間違いない

作品だが、ブラックコメディー要素も

楽しめる映画でした。

 

4.壁の中に誰かがいる/こんな方にオススメ

30年程前の作品になりますので

多少の古臭さを感じるかもしれませんが、

90年代の雰囲気を味わえる作品になります。

 

劇中、

多少のグロシーンも存在しますが、

観るに堪えないレベルでもないので

大丈夫かと思います。

 

ホラー映画でもあり、

ブラックコメディー要素もある映画

なので、ホラー映画初心者の方には

観やすいかと思います。

 

まとめ

今回は壁の中に誰かがいる

紹介させていただきました。

 

ホラー映画でありながら、

どこか笑える

ブラックコメディー映画でもあります!!

 

是非、

この機会にご鑑賞をオススメいたします。

 

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