今回はバスケットケースを
紹介します。
シャム双生児として生まれた
とある兄弟が、手術で無理やり
切り離されるが、切り離された
兄はゴミ同然に捨てられた…
そんな兄は、
弟に協力させて、
自分たちを切り離した
医師たちに復讐していく…
こんな作品ですが、
ジョジョなどの有名漫画の原作者
で知られる、荒木飛呂彦さんも
敬愛するカルトホラー映画です。
それでは詳しく紹介していき
ます。
1.バスケットケースあらすじ紹介
リフランダー医師は、
病院へ出勤しようと自宅を出た
際、“何か”の存在に気付き、
急いで自宅の中に逃げ帰るが、
“何か”によって電話線を切断さ
れ、遂に家のブレーカーまでも
落とされてしまう…
暗闇の中で、
リフランダー医師は恐怖で、
護身用のリボルバーを闇雲に連射
するが、鋭い爪を持った
“何か”がリフランダー医師の
体を容赦なく切り裂く…
同じ頃…
大きなバスケットケースと
リュックサックを背負った、
青年のドゥエイン・ブラッドリー
が、ニューヨークの街角を歩いて
いた。
ドィエインは、
ホテル“ブロスリン”へ辿り着く
と、受付で金を支払い、すぐに
部屋へと向かった。
ドゥエインは部屋に着くと、
バスケットケースの中の“何か”に
向けて、外で買ってきた大量のハ
ンバーグを与える。
すると、
バスケットケースの中にいた
“何か”は勢いよくハンバーグに
喰らい付く…
その間、
ドゥエインはリュックサックから
血の付いたカルテを取り出すと、
何やら調べ物を始める…
翌日…
そのカルテの情報を頼りに、
バスケットケースを抱えたドゥエ
インは、ニードルマン医師の診療
所へと向かった。
ドゥエインは気さくに話しかけて
くれた受付嬢のシャロンに、
“ドゥエイン・スミス”と偽名を
使い、ニードルマン医師の診療室
へと通される。
ドゥエインはニードルマン医師
に、“胸が痛い”と伝えると、
ニードルマン医師に指示される
まま上着を脱ぐ。
そして、
ドゥエインは右脇腹に出来た、
大きな傷跡をニードルマン医師に
見せつけるのだった…
診察後、
ニードルマン医師は慌てふためき
ながら、リフランダー医師に電話
を入れるが、電話は繋がらず
仕方なくJ・カーター医師に電話を
するが、全く相手にされなかっ
た…
ニードルマン医師の診療所は、
営業終了時刻を迎え、
受付嬢のシャロンは先に帰宅し、
ニードルマン医師だけが診療所に
残っていた。
そこへ、
バスケットケースを抱えたドゥエ
インが再び診療所を訪れ、
バスケットケースの中に
いた“何か”を解放する…
“何か”は診療所の入口の扉を容易
く破壊すると、徐々にニードルマ
ン医師を追い詰め、鋭い鉤爪で
ニードルマン医師の体を引き裂く
のだった…
なんと、
バスケットケースの中にいた
“何か”とは、過去にリフランダー
医師、ニードルマン医師、J・カー
ター医師によって無理矢理切り離
された、ドゥエインの実兄ベリア
ルだったのだ…
弟のドゥエインとは違い、
異形の姿をしたベリアルは、
術後にゴミ同然の扱いで捨てられ
ていたが、後にドゥエインに助け
られ大きくなった二人は、
弟のドゥエインに協力をさせて、
手術に関わった医師たちを殺害し
て回っていた…
協力して殺人を犯すほど、
仲の良い兄弟だったが、
ある日、
二人の絆にヒビが入る出来事が
発生する…
2.バスケットケースのキャストキャスト・スタッフ紹介
日本公開日:1985年2月1日
上映時間:93分
監督:フランク・ヘネンロッター
脚本:フランク・ヘネンロッター
製作総指揮:アーニー・ブルック
トム・ケイ
特殊メイク:ケヴィン・ヘイニィ
ジョン・ギャグリオン
主演者:
ケビン・ヴァン・ヘンテンリック →ドゥエイン・ブラッドリー 役
テリー・スーザン・スミス →シャロン 役
ビバリー・ボナー →キャシー 役
ロバート・ボーゲル →ホテルマン 役
※トリビア
・ドゥエイン役のケビン・ヴァ
ン・ヘンテリックは後に、
バスケットケース2~3と
連続で出演している。
3.バスケットケース感想やネタバレなどを紹介
(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)
3-1.バスケットケース感想
バスケットケースから
急に飛び出てくる
ベリアルは衝撃的で、
あの悲鳴のような雄叫びと、
潰れたタコのような姿は、
一度観たら忘れられない衝撃
がある。
※↑は実兄のベリアル。
完全に理性が無いわけでは
ないが、我儘で凄まじい怪力の
持ち主だ…
そんなベリアル、
初見だと相当不気味だが、
この姿でカクカク動いて
癇癪を起したりするシーンは
シュールで面白く、
後半になると可愛らしく見えて
しまうのが不思議…
観ればきっと、
カルトホラー映画として
支持される理由がなんとなく
分かる気がする作品です。
3-2.バスケットケース評価
3/5点中
もう40年近い前の作品なので、
古臭く感じる点は仕方ないです
が、物語がシンプルで分かりやす
く、テンポよく進むので、
飽きずに最後まで鑑賞ができ、
意外なほど切ないラストも必見
のカルトホラー映画です。
後にバスケットケース2~3が、
本作のフランク・ヘネンロッター
監督によって製作されてます。
人気シリーズの記念の第一作目
を、この機会に鑑賞してみては
いかがでしょうか。
4.バスケットケースこんな方にオススメ
カルトホラー映画、B級ホラー映
画が好きな方にオススメができま
す。
まとめ
今回はバスケットケースを
紹介しました。
シャム双生児として生まれた
兄弟の悲劇…
悲劇は連続殺人へと発展していく
が、フリークスの実兄は観ていて
ユーモアがあり楽しいです。
しかし、
ラストは意外にも切なく、
目が離せません…
皆様も、
是非、これを機会に、
このカルトホラー映画を
鑑賞してみてはいかがでしょ
うか。
※記事を最後まで読んで下さり、
ありがとうございました。
クリックしていただければ、
やる気が出ますので、
よろしくお願いします。
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