悪魔の墓場/公開当時に最も怖いゾンビ映画として話題となったスプラッター映画を紹介

出典:Amazon.co.jp

今回は悪魔の墓場を紹介します。

公開当時、

過激な残酷描写と作品全体を覆う

不気味な雰囲気が話題となり、

“最も怖いとゾンビ映画とまで絶賛された

スプラッター映画です。

 

それでは詳しく紹介していきます…

 

1.悪魔の墓場あらすじ紹介

ロンドンで骨董店を営むジョージ

 

ジョージは休みをロンドンから離れた、

ウィンドメアの田舎町でゆっくり過ごすため

に、バイクでウィンドメアまで出掛けるが、

ウィンドメア近くのガソリン・スタンドへ

立ち寄った際、前方に停まっていた

エドナ・シモンが運転する車が、

運転ミスでバックしたことで

ジョージはバイクを壊されてしまう…

 

ジョージエドナにウィンドメアまで

車で送ってくれるよう頼み、

エドナの代わりにジョージが車を運転して

ウィンドメアの町まで向かおうとするが、

エドナ

“晩までに姉がいるサウスゲイトに

行かなくてはならない”と言い、

“車を貸すから、先にサウスゲイト

まで送って!!”ジョージに懇願する。

 

仕方なくジョージは先にエレナ

ウィンドメアとは反対方向にある

サウスゲイトまで送ることにするが、

途中で行き止まりに出くわしてしまう…

 

その時、

“ルイス農場”と記された看板が立っている

ことに気付いたジョージは、

道を尋ねるために“ルイス農場”へと向う。

 

農場では、

農務省の立会いの下、

超音波を利用した最新の害虫駆除機の

試運転が行われていた…

 

ジョージルイスから道案内をされてい

る間、エドナは車の周辺で待機していたの

だが、突然、不気味なうめき声と共に

水死体のような姿の男が現れ、

エドナに襲い掛かる…

 

エドナは何とかその男から逃げ、

ジョージに助けを求めるが、

既に男の姿はどこにも見当たらなかった…

 

辺りが暗くなってきた頃、

エドナの姉ケイティは自宅で

エドナに襲い掛かった不気味な男に襲われ、

マーティンの方まで助けを求めに行くが、

マーティンは必死の応戦も虚しく、

不気味な男殺害されてしまう…

 

翌日、

地元警察によって現場検証が行われる中、

よそ者のジョージは警察に疑いをかけられ

た挙句、しばらくサウスゲイトに留まるこ

とを余儀なくされる…

 

そんな中、

エドナの姉ケイティが病院へ入院すること

が決まり、エドナジョージを連れて病院

へ見舞いに行くが、この病院では

攻撃的な新生児が生まれる現象に悩まされていた…

 

これらのことから、

全ては町に導入された害虫駆除機から発せ

られる、超音波が原因しているのではと

ジョージは推測を立てる…

 

やがて、

町外れの墓地から大量の死者たちが蘇り、

次々と猟奇殺人を繰り広げていく中、

死者が蘇っていることに気付かない警察は、

ますますジョージに疑いの目を向けていく…

 

果たして、

ジョージはこの惨劇を止めることは出来るのだろうか…

 

2.悪魔の墓場キャスト・スタッフ紹介

日本公開日:1975年6月7日

上映時間:94分

監督:ホルヘ・グロウ

脚本: サンドロ・コンチネンツァ

マルチェロ・コスチア

製作: エドモンド・アマティ

音楽: ジュリアーノ・ソルジーニ

特殊メイク: ジャネット・デ・ロッシ

主演者:

レイ・ラヴロック  ジョージ 役

クリスティーヌ・ガルボ  エドナ・シモン 役

ジャニーヌ・メストレ  ケイティ 役

ホセ・ルイス・リファンテ  マーティン 役

アーサー・ケネディ  マコーミック警部 役

フェルナンド・ヒルベック  ガスリー 役

※トリビア

・特殊メイクを担当した

 ジャネット・デ・ロッシは、

 後にサンゲリアでグロテスクな

 ゾンビ・メイクを披露し、さらには

 フランス製スプラッター映画の快作

 ハイテンション

 シルヴェスター・スタローン主演の

 デイライトなどでも特殊メイクを担当

 した。

 

3.悪魔の墓場の感想やネタバレを紹介

(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)

3-1.悪魔の墓場の感想

最も怖いゾンビ映画と言われただけあっ

て、ゾンビ登場シーンは地の底から湧き出

てくるような不気味なうめき声が響き渡り、

雰囲気は抜群に怖かった。

 

しかし、

ゾンビのメイクがイマイチで、

顔を青白く塗ったくらいでは

ゾンビ腐乱さが再現できてないし、

グロテスクさや怖さは感じない…

出典:IMDb

※↑は本作に登場するゾンビを一部抜粋したもの…

 腐乱した感じが出ていないので、見た目としては

 怖さがありません…

 しかし、無表情でゾロゾロ近付いてくるシーンは

 ちょいと怖いかも…

 

後に本作の特殊メイクを担当した

ジャネット・デ・ロッシが携わった

サンゲリアの方がよっぽど怖かった。

 

しかし、

スプラッター描写は後半の墓地のシーンや

終盤の病院でのシーンが過激で、

肉を引き裂き、はらわたを引きずり出して

貪り喰うシーンはグロテスクで、

スプラッター映画好きには堪らないのではな

いだろうか。

 

ラストも、

この手の映画の中ではわりと捻りのある

意外な終わり方で、印象に残りました。

 

3-2.悪魔の墓場の評価

評価 :3/5。

3/5点中

見所のゾンビ襲撃シーンが、

後半の墓地のシーンと終盤の病院のシーン

位なので、スプラッターシーンを期待して

観る方は、多少は肩透かしを感じるかもしれ

ません。

 

しかし、

濃霧に包まれた町で、

ゾロゾロとゾンビが近付いてくるシーンは

鳥肌もので、いきなり背後に現れるシーン

は思わず体がのけ反りそうになりました…

 

ゾンビの造形やスプラッター描写は、

少々物足りませんが、

濃霧に包まれた田舎町や墓地、

ゾンビが暴れ回る病院など、

不気味な雰囲気満点のスプラッター映画

です。

 

興味がある方はこれを機会に、

視聴してみてはいかがでしょうか…

 

4.悪魔の墓場こんな方にオススメ

ゾンビ映画ホラー映画

スプラッター映画がお好きな方に

オススメができます。

 

まとめ

今回は悪魔の墓場を紹介しました。

 

公開当時、

ストレートなスプラッター描写

作品全体を覆う不気味な雰囲気から

“最も怖いゾンビ映画とまで言われた

スプラッター映画です。

 

公開から40年以上の年月が流れています

が、今観ても色褪せない怖さがあります。

 

興味がある方は、

この機会に視聴してみてはいかがでしょうか。

 

記事を読んで下さり、

 ありがとうございました。

 クリックしていただければ、

 やる気が出ますので、

 よろしくお願いします。


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