新·死霊のしたたり/本当のタイトルは悪魔のサンタクロース4…B級ホラー映画を紹介

出典:Amazom.co.jp

今回は新·死霊のしたたりを紹介します。

 

1985年製作の死霊のしたたり

リメイク作品みたいなタイトルが

付けられていますが、

本当のタイトルは悪魔のサンタクロース4

 

1989年公開の死霊のしたたり2を監督した

ブライアン・ユズナが本作の監督のため、

1990年公開の本作は無理やり関係性が

あるように日本版タイトルが付けられてい

ます…

 

本作は巨大ゴキブリが出てきたり

気持ち悪いシーンがある反面、

フェミニズムを絡めたストーリーに

少々驚かされるB級ホラー映画です。

 

それでは詳しく紹介していきます…

 

1.新·死霊のしたたりあらすじ紹介

ある日の夜、ホームレスのリッキーは道で残

飯を漁っていた。

 

すると、

女性の悲鳴が上がり、ビルの上から

下半身が炎で燃えた女性が転落してきた…

 

リッキーは急いで女性に近付くが、

下半身は既に灰と化していたのだった…

 

新人記者のキムはこの怪事件に興味を持ち、

この事件を記事にするために女性が怪死した

ニューイット通りまで取材に出掛ける。

 

キムは事件現場近くにあった古本屋に

入ると、自然発火に関する本を探していた。

すると店内でホームレスのリッキー

執拗にストーキングされてしまう…

 

遂にリッキーキムの背後に近付くと、

キムの腰を指で触れてしまう…

 

キムは思わず大声を上げ

リッキーを追い払おうとするが、

騒ぎを聞きつけた女店主のフィーマが現れ、

その場は何とか収まる。

 

そして、キムは自然発火に関する本を

手に入れレジへと向かうが、

そこでフィーマからレジ横に

置いてあった謎の食べ物を勧められて

しまい、お腹が空いていたキムは思わず

その謎の食べ物を食べてしまう…

 

さらにフィーマキム“処女神の秘伝”

と題された本をプレゼントしようとするが、

自然発火とは関係のない本であったため

キムは受け取りを断るが、

フィーマ“明日、一緒にピクニックに

行かない?”キムを誘い、

目的地の場所を描いた紙を

“処女神の秘伝”の本に挟んでキムに渡す。

 

フィーマの強引な行為に、

キムは困惑した表情を見せたが、

キムフィーマにお願いして、

女性が転落死した屋上に案内させて

もらうことに成功する。

 

取材を終えて自宅に戻ったキムだったが、

自宅の台所でゴキブリが大量発生し、

さらには巨大なゴキブリまで現れ、

キムはパニックに陥る…

 

さらに事件の調査を進めるキムは、

古本屋の女主人フィーマの自宅を訪れ、

そこでフィーマからコーヒーを差し出され、キムはコーヒーを飲む。

 

キムはあまりの苦さに顔を歪め、

そのまま体調を悪くしてしまう…

 

フィーマはそんなキムに対し、

以前、キムに食べさせた謎の食べ物を

差し出すが、キムがその食べ物を受け

取った瞬間、その食べ物は昆虫へと姿を

変えていた…

 

しかし、

キムは躊躇なくその昆虫を食べてしまい、

直後にキムは苦しみはじめ、

意識が朦朧としていく中、

キムを囲むように3人組の女リッキー

現れ、キムに対して何やら不気味な儀式を執り行う…

 

果たしてキムはどうなってしまうのだろうか…

 

 

2.新·死霊のしたたりのキャスト・スタッフ紹介

日本公開日: 劇場未公開

上映時間:90分

監督: ブライアン・ユズナ

脚本: ウッディー・キース

製作: リチャード・N・グラッドスタイン

製作総指揮: ロンナ・B・ウォーレス

主演者:

ニース・ハンター → キム 役

トミー・ヒンクリー  ハンク 役

クリント・ハワード  リッキー 役

モード・アダムス  フィーマ 役

アリス・ビーズリー  ジャニス 役

グレン・チン  肉屋のジョー 役

※トリビア

・邦題は新・死霊のしたたり

 なっているが、本来は

 悪魔のサンタクロース4です。

 

3.新·死霊のしたたりの感想やネタバレなどを紹介

(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)

3-1.新·死霊のしたたり感想

新・死霊のしたたりという邦題が

付けられていますが、

正しくは悪魔のサンタクロース4です。

 

前年に本作の監督をした

ブライアン・ユズナ死霊のしたたり2

が公開されていて、その流れで無理やり

こんな邦題が付けられたのだと

思われます…

 

さて、正しいタイトルは

悪魔のサンタクロース4なわけだが、

全くもってクリスマス感が0…

 

唯一、キムが恋人のハンクの自宅へ

クリスマスを祝うためにやってきた時だけ

クリスマスなんだと分かる程度…

 

物語も退屈で寝落ちしてしまいそうに

なるが、スクリーミング・マッド・ジョージ

が手掛けた巨大なゴキブリのクリーチャーや

儀式を執り行う時に使用される粘液塗れの

奇怪な昆虫グニャりと絡み合う手指

シーンなど…

グロテスクなシーンはなかなか気合いが

入ってました。

 

また、ストーリーは退屈ではありますが、

この時代のB級ホラー映画にしては

女性の性差別が描かれていて、

社会派的な側面もみられる映画です。

 

3-2.新·死霊のしたたり評価

評価 :2/5。

2/5点中

本作は1984年の

悪魔のサンタクロース惨殺の斧

の正統的なシリーズの第4弾になるわけ

ですが、1~3まで一応はストーリーは繋

がっていたものの、4作目にして今までの

ストーリーと切り離して全く別物の

映画として製作されたのが本作…

 

辛うじてシリーズを通して出ていた

リッキーというキャラクター名だけが、

別人として使用されていました…

 

またこれまでのシリーズと違って、

ストーリーはフェミニズムを描いた

社会派なストーリーで、スプラッター描写

がない変わりに、グロテスクな昆虫

クリーチャーが登場するなど、

なかなか気持ちの悪い映画に仕上が

ってました。

 

残念なことに個人的には退屈な映画

でしたが、B級ホラー映画好きには

堪らない映画だと感じます。

4.新·死霊のしたたりこんな方にオススメ

ホラー映画やB級ホラー映画好きには

好まれる映画だと感じます。

 

まとめ

今回は新·死霊のしたたりを紹介

しました。

 

血が噴き出すようなスプラッター

シーンが無い分、本物のゴキブリ

大量に湧き出すシーンや

巨大なゴキブリが登場するシーンなど、

気持ちの悪い映画となっています…

 

B級ホラー映画好きは是非鑑賞して

欲しい作品です。

 

記事を読んで下さり、

 ありがとうございました。

 クリックしていただければ、

 やる気が出ますので、

 よろしくお願いします。


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