今回はゴーストハンターズを紹介します。
本作はカンフー、魔術、モンスターと
面白そうな要素を詰め込みまくった
SFアクション映画です。
監督はジョン・カーペンター。
ハロウィンや遊星からの物体Xで
有名な方です。
それでは詳しく紹介していきます。
1.ゴーストハンターズあらすじ紹介
サンフランシスコ。
観光バスの運転手をしている
エッグ・シェンは、チャイナ・タウンの
街区半分が爆発した事件について、
弁護士から事情聴取を受けていた。
なかなか事件の核心を話さないエッグに
弁護士は手を焼いていたが、
弁護士がエッグに対し“魔術は信じるか?”
と質問すると、エッグは手から電流を放ち、
弁護士の前で自身の魔術を披露する。
数日前…
トラック運転手のジャック・バートは、
中国人たちとの博打で大勝ちし、
レストラン経営者でジャックの親友でも
あるワンから大金を手に入れたかと思っ
たが、ワンはその時、金の持ち合わせが
なかったため、ワンの店へとジャックは
金の取り立てに行こうとするが、
この日はワンの結婚相手ミャオ・インが
中国からはるばるアメリカへとやって来
る日であった。
ミャオを空港へと迎えに行くために、
ジャックはワンと共に空港へと向う。
ミャオが現れるのを待っていた二人
だったが、ジャックは近くにいた弁護士
のグレイシー・ローに一目惚れし、
ジャックはグレイシーに声を掛けるが
全く相手にされることはなかった…
そうこうしている間に、
ミャオが現れ、人混みをかき分け
ワンの下へと行こうとするが、
チンピラ集団“死の貴族”のメンバー
によって、ミャオはワンの目の前で
誘拐されてしまう…
“死の貴族”の連中を追って
チャイナ・タウンまでやって来るが、
運悪く戦う結社“チャン・シン”の一派と
敵対する“ウィン・コン”一派の抗争に巻き
込まれてしまう…
抗争が激化する中、
突如としてサンダー、レイン、
ライトニングと呼ばれる“嵐の3人組”が
現れ、魔術を使って抗争を終わらせてし
まう。
それに乗じてジャックとワンはその場から
逃げようとするが、逃げる二人が乗った
トラックの前方にロー・パンと呼ばれる
伝説の魔術師が出現…
ジャックはそのままロー・パンを
トラックで轢くが、
ロー・パンは直ぐに立ち上がり、
目と口から光線を放つ…
その光線の光を見たジャックは
一時的に視力を失ってしまうが、
命からがら何とかジャックとワンは
そこから逃げ切り、
広東料理店に身を潜める。
しばらくして、
その広東料理店に空港で出会った
グレイシーが来店し、
連れ去られたミャオが
“ホワイト・タイガー”と呼ばれる
売春宿に売り飛ばされたことをジャックと
ワンに伝える。
“ホワイト・タイガー”からミャオを
買い戻すため、ワンに頼まれたジャックは
客に扮して“ホワイト・タイガー”を
訪れるが、サンダー、レイン、
ライトニングからなる“嵐の3人組”が
売春宿を襲撃し、売春宿の中で拘束され
ていたミャオは再び連れ去られてしまう…
“嵐の3人組”がミャオを連れて
ロー・パンの下に行ったと分かった
ジャックとワンは、ミャオを取り戻すため、
ロー・パンの下へと向うのだが…
2.ゴーストハンターズのキャスト・スタッフ紹介
日本公開日: 1987年1月17日
上映時間:99分
監督: ジョン・カーペンター
脚本: ゲイリー・ゴールドマン
デイビッド・Z・ワインスタイン
製作: ラリー・J・フランコ
音楽: ジョン・カーペンター
主演者:
カート・ラッセル → ジャック・バートン 役
デニス・ダン → ワン・チー 役
キム・キャトラル → グレイシー・ロー 役
スージー・パイ → ミャオ・イン 役
ジェイムズ・ホン → ロー・パン 役
カーター・ワン → サンダー 役
ピーター・クォン → レイン 役
ジェームズ・パックス → ライトニング 役
※トリビア
・本作の視覚効果を担当した
リチャード・エドランドは
ゴースト・バスターズや
ポルター・ガイストなどの作品の
製作にも携わっていた。
3.ゴーストハンターズ感想やネタバレを紹介
(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)
3-1.ゴーストハンターズの感想
カンフー、魔術、モンスターと
面白くなりそうな要素を詰めるだけ
詰め込んだ結果、終始ドタバタした
調子でストーリーが進む映画です。
中華系アメリカ人俳優による
大袈裟なカンフーや魔術を使うシーンなど、
終始ステレオタイプの中国人たちを描いて
いていますが、アクションシーンは昔の
香港映画を観ているようで面白いです。
また、
ロー・パンの手下として出てくる
“嵐の3人組”が魔術を使って襲い掛かって
くるアクションシーンも良かったですが、
サンダー、レイン、ライトニングといるの
だから、それぞれ名前に因んだ魔術も見て
みたかった…(3人とも電撃しか使わないので…)
カンフーや魔術以外にも、
物語の中盤以降では、中国の妖怪という
よりはアメリカ人が思いついたような
ゴテゴテのモンスターたちも登場し、
モンスター映画好きにはなかなか堪らない
造形のモンスターたちを見ることができま
した。
※↑はロー・パンに仕える“目の化物”
中国の妖怪というよりは、
ゴーストバスターズに出てくる
化物みたいです…
ラストは少々強引でご都合主義感が
否めなかったですが、カーペンター製作の
映画のわりにホラーテイストが無く、
コメディー風の明るいノリでストーリーが
進むので、楽しく鑑賞できたSFアクション
映画です。
3-2.ゴーストハンターズの評価
3/5点中
カンフー、魔術、モンスターと
色々詰め込み過ぎた結果、
ドタバタのストーリー展開となってしまい
それが原因で内容0の駄作に感じてしまう
方もいるとは思うので、好き嫌いがハッキリ
別れそうな映画です。
しかし、
80年代当時のチープなVFXを駆使した
魔術を使ったアクションシーン、
中国人同士のカンフーアクション、
特殊メイク丸分かりの
ゴテゴテのモンスターたちなど、
今観ると逆に懐かしさも感じら楽しい
映画でした。
カーペンターの作品の中でも群を抜いて
珍品に値するSFアクション映画なので、
興味がある方は鑑賞をオススメします。
3-3.ゴーストハンターズのフィギュアを紹介
こちらはサイドショウから
2018年に発売されたゴーストハンターズ
よりジャック・バートンとロー・パンに仕
える“目の化物”のフィギュアです。
大きさは30cmほどで、
この他にもジャックが劇中で使用していた
サブマシンガン、ナイフなど付属パーツも
豊富なうえに全身がほぼフル稼働できます。
まさか本作のフィギュアが発売されるとは…
お値段は税込みで38,703円と決して
安くはありませんが、きっとカルト映画
ファンであれば狂喜するであろう
珍品フィギュアです。
4.ゴーストハンターズこんな方にオススメ
カンフー、魔術、モンスターと
色んな要素が詰まったSFアクション映画
ですので、幅広い映画好きの方々に観て
いただけれます。
まとめ
今回はゴーストハンターズを
紹介しました。
本作はカンフー、魔術、モンスターと
面白そうな要素を詰め込みまくった
SFアクション映画です。
ジョン・カーペンター監督作品の中でも
群を抜いて珍品に入るであろう本作…
興味がある方は是非、
鑑賞してみてはいかがでしょうか。
※記事を読んで下さり、
ありがとうございました。
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よろしくお願いします。
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