デス·プルーフ/改造車を駆る狂人スタントマンが襲い掛かる…痛快バイオレンス映画を紹介

出典:Amazon.co.jp

今回はデス・プルーフを紹介します。

 

改造車を駆る狂人スタントマン

今どき女子たちに容赦なく襲い掛かる

痛快バイオレンス映画です。

 

本作は70年代~80年代のアメリカの

低予算映画に強く影響を受けて製作されて

いるため、今の映画に見慣れている方にと

っては逆に新鮮さを感じられる映画です。

 

1.デス·プルーフあらすじ紹介

テキサス州オースティン。

地方局でDJをやっている

ジャングル・ジュリア

アーリーンシャナの3人は、

シャナの運転する車の中でガールズトーク

に花を咲かせていた。

 

彼女たちを乗せた車は“グロエ”のバーに

辿り着き、アーリーンがバーの外でタバコ

を吸っていると、バーの前に黒いシボレー

に乗った“謎の人物”が現れ、アーリーン

前でエンジンを何度か吹かすと、

何事もなかったかのように走り

去ってしまう…

 

アーリーンジャングル・ジュリア

シャナは夜まで酒と話に夢中になった後、

3人は酔った状態でバーから出てくるが、

その様子を黒いシボレーに乗った

怪しい男が、不気味な笑顔を浮かべながら

眺めているのだった。

 

そんな事とはつゆ知らず、

3人は別の店へと移動し、

男友達のドヴネイトオマーと合流。

 

6人で楽しく騒いでいたのだが、

アーリーンはそこでも黒いシボレー

店の前の駐車場に停まっていることに

気付く…

 

黒いシボレーのボンネットにはドクロの

マークが塗装されていて、何とも不気味な

オーラを漂わせていた…

 

そんな黒いシボレーアーリーンは店先で

見つめていたが、背後からネイトが忍び寄

り、自分の車へとアーリーンを誘う…

 

そうこうしている間に、

店にはスタントマン・マイクという男が

現れ、一人カウンターでナチョスを貪り

食っていた。

 

マイクは途中、

後ろのテーブル席でDJの

ジャングル・ジュリア

仲間たちと騒いでいることに気付くが、

マイクジャングル・ジュリアではなく、

ネイトと店に戻ってきたアーリーンに目を

付ける。

 

マイクアーリーンに自分のために

ラップダンスを踊ってくれるように頼み、

マイクの勢いに根負けしたアーリーン

マイクのためにラップダンスを披露する。

 

その後、

店にいた客たちはそれぞれ家路に向かうが、

マイクは店にいたパムと言う女性客を

送り届けるために、パム黒のシボレー

乗せるが、車内は運転席と助手席が強化ガ

ラスで区切られ、異様な構造で出来ていた…

 

マイクはこのシボレーはカースタント用に

使う車で、デス・プルーフ”耐死仕様”なの

だと説明するのだが、マイクパム

デス・プルーフに乗せた直後から

狂人のような本性を露わにし、

散々暴走運転を繰り返したあと、

急ブレーキをかけ、その衝撃でパム

ダッシュボードに顔面を強打し死亡してしまう…

 

デス・プルーフなのは運転席側だけで、

助手席はデス・プルーフではなかったの

であった…

 

パム殺害後、

アーリーンたちが乗った車をマイク

追跡し、彼女たちを乗せた車を追い抜いた

あと、先の道路で彼女たちの車が走ってく

るのを待ち伏せし、マイクは猛スピードで

彼女たちが乗った車と正面衝突を起こすのだった…

 

事故を引き起こしたマイクは大怪我だけで

済んだが、マイクデス・プルーフ仕様の

シボレーで、アーリーンたち全員を惨殺

たのであった…

 

14ヶ月後…

テネシー州のレバノン。

スタントマン・マイクは見事に復活を果た

し、デス・プルーフ仕様のシボレーを駆り

ながら新たな獲物を探していた…

 

そんな中、

マイクリーキムゾーイアビー

女性4人組に狙いを定めるのだが…

 

2.デス·プルーフのキャスト・スタッフ紹介

日本公開日: 2007年9月1日

上映時間:113分

監督:クエンティン・タランティーノ

脚本: クエンティン・タランティーノ

製作: クエンティン・タランティーノ

ロバート・ロドリゲス

撮影: クエンティン・タランティーノ

製作総指揮: ボブ・ワインスタイン

      ハーヴェイ・ワインスタイン

   

主演者:

シドニー・ターミア・ポワチエ → ジャングル・ジュリア 役

ヴァネッサ・フェルリト → アーリーン 役

ジョーダン・ラッド → シャナ 役

カート・ラッセル  スタントマン・マイク 役

メアリー・エリザベス・ウィンステッド  リー 役

トレイシー・トムズ  キム 役

ゾーイ・ベル  ゾーイ 役

ロザリオ・ドーソン  アビー 役

※トリビア

・本作に出演したイーライ・ロス

 オマー・ドゥームマイケル・バコール

 は、タランティーノバイオレンス映画

 イングロリアス・バスターズで恐るべき

 戦闘能力を持ったアメリカ兵を演じてい

 る。

 

3.デス·プルーフ感想やネタバレを紹介

出典:IMDb

(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)

3-1.デス·プルーフの感想

本作デス·プルーフは物語と関係のない

ガールズトークがダラダラ続く映画なので、

多少は退屈に感じられるかもしれません…

 

映画自体に文句をつけるわけではないです

が、この無駄なガールズトークが長いわり

に、字幕の流れるスピードが異様に早く感

じられたので、所々で最後まで字幕が読め

ずストレスを感じたところはありました…

 

しかし、

無駄なガールズトークを抜けば、

狂人スタントマンと今どき女子たちの

攻防は手に汗握るもので、特に終盤の

狂人スタントマンVS今どき女子

車を使っての死闘は、CGを使わない

リアルな体当たりのシーンなので、

片時も目が離せずハラハラさせられました。

 

このハラハラの終盤シーンですが、

狂人スタントマン・マイクに追い詰められた

女の子たちが途中で一気に形成逆転し、

ラストはコメディー映画かと思うくらいの

制裁をマイクが受けるハメに…

 

このシーンは不思議と笑えるため、

最後は笑って見終えることができた

痛快バイオレンス映画です。

3-2.デス·プルーフの評価

評価 :3.5/5。

3.5/5点中

途中までカート・ラッセル演ずる

スタントマン・マイクがかなり渋くて

カッコよかったのが、車を乗った瞬間に

狂人へと変貌…

 

パムをコロッと殺害した後、

死亡フラグが全く立っていなかった

アーリーンジャングル・ジュリア

シャナたちをあっという間に

デス・プルーフ”耐死仕様”惨殺

 

この流れはあまりにも意外で、

しかも本作で随一のグロシーンだったので、

度肝抜かれました。

出典:IMDb

 

また、

このシーンは車の衝突事故の

再現映像のように,

車同士が衝突した瞬間にスローモーション

になり、車内ではアーリーンたちが

ただの肉塊に変り果てるグロシーン

映し出され、自動車事故の残酷さを嫌

と言うほど感じるシーンでもありました。

 

高速で車がぶつかり歪む車体、

粉々に砕け散るガラス…

なぜ、狂人スタントマン・マイク

自分が死んでもおかしくない事故を

起こしてまで、女の子たちを惨殺するのか?

 

明確な回答は劇中で登場しませんが、

個人的な考察だとマイクは恐らく自動車

事故に対して性的な快感を感じる特殊性癖

の持ち主だったのではないかと考えらます。

 

この辺りの設定は

デヴィッド・クローネンバーグ

製作したクラッシュのオマージュのように

も感じられました。

 

本作は劇中の大半を物語とは関係のない

ガールズトークのシーンで埋められていま

すが、狂人スタントマンとの手に汗握る死闘

シーンや、アーリーンたちを惨殺させる車の

衝突事故のシーンなど、見所ある映画です。

 

特に終盤のシーンは痛快なので、

オススメのバイオレンス映画です。

 

3-3.デス·プルーフのフィギュアを紹介

出典:Amazon.co.jp

こちらは2008年にNECA”ネカ”から

発売されたデス・プルーフに登場した

スタントマン・マイクのフィギュアに

なります。

 

大きさは約18cm程で、

マイクが掛けているサングラスや

タバコ、左目辺りに出来た傷跡など

かなり忠実に再現されています。

 

また、

ヘッド部分だけ交換ができ、

サングラスをしていない素の

マイクのヘッドが付属パーツで

付いてました。

 

4.デス·プルーフこんな方にオススメ

タランティーノの映画がお好きなや

バイオレンス映画好きにもオススメしたい

映画です。

 

また、

70年代~80年代アメリカの低予算映画に、

興味のあるマニアな方にもウケる映画です。

 

まとめ

出典:Amazon.co.jp

今回はデス·プルーフを紹介しました。

 

改造車を駆る狂人スタントマン

今どき女子たちに容赦なく襲い掛かる

痛快バイオレンス映画です。

 

無駄なガールズトークがダラダラ続き、

中弛みに感じるかもしれませんが、

車を使っての事故シーンや死闘シーンは

かなりの迫力と派手さがあります!!

 

オススメの一本です。

是非、ご視聴してみて下さい。

 

記事を読んで下さり、

 ありがとうございました。

 クリックしていただければ、

 やる気が出ますので、

 よろしくお願いします。


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