今回はレリックを紹介します。
ブラジルのジャングル奥地に、
とあるウィルスとカビが付着し
た植物の葉が存在した…
その植物の葉とカビを摂取した
生物は、古代からの生物兵器
“コソガ”へと変貌…
生物を“コソガ”へと変貌させた
植物の葉とカビと同じホルモン
を含んでいる、人間の脳下垂体
を求めて、“コソガ”が歴史博物館
内で大量殺戮を開始します…
本作はモンスターファンにも
オススメできますし、
首無し死体がわんさか登場する
ことから、ホラー映画好きにも
オススメができるSFホラー映画
です。
それでは詳しく紹介していきます。
1.レリックあらすじ紹介
ブラジルのジャングル奥地へと
足を踏み入れた人類学者のジョン
・ホイットニー博士。
ホイットニー博士はその地に住む
ゼンゼラ族を調査していたが、
ゼンゼラ族の儀式の調査中に、
ホイットニー博士は原住民たち
から、カビの生えた謎の植物の葉
を煮て作ったスープを振る舞わ
れ、ホイットニー博士はそれを
一気に飲み干してしまう。
しばらくして、
ホイットニー博士はカビの生えた
大量の植物の葉と、“レリック”と
呼ばれる遺物を木箱に詰め込み、
自身が勤務するアメリカのシカゴ
歴史博物館へ船で輸送しようとす
るが、木箱を乗せた船がアメリカ
へ出航する寸前になって、ホイッ
トニー博士が車で港へと駆け付
け、船長に木箱を船から降ろして
くれるよう懇願するが、船の出発
時刻が迫っていたため、ホイット
ニー博士の要求は無視されてしま
う…
ホイットニー博士は、
船の乗組員たちに見つからぬよう
船に忍び込むが、船はそのまま
アメリカに向けて出港してしま
った。
6週間後…
ホイットニー博士の積み荷を乗せ
た船が、シカゴのミシガン湖を
漂流しているところを発見され
た。
ところが、
そこには乗組員たちの姿は
どこにもなかった…
ヴィンセント・ダガスタ警部補
らが船内を調査する中、船底で
首を切断された状態の、船の
乗組員たちの惨殺死体を発見
してしまう…
1週間後…
シカゴ歴史博物館のホイットニー
博士の研究室に、ブラジルから
“レリック”と呼ばれる遺物と、
カビの生えた大量の植物の葉が
木箱に入って送られてきたが、
カビの生えた植物の葉は、
ゴミとして焼却されてしまうの
だった。
しかし、
進化生物学者のマーゴ・グリーン
博士は、カビの生えた植物の葉
を、数枚ほど自分の研究室へと持
ち帰り、研究用に冷蔵庫へ保存
する。
その日の夜、
シカゴ歴史博物館の警備員フォー
ドが、他の警備員やスタッフに
バレないよう、トイレの個室に
籠ってマリファナを吸っていた。
そこへ、
人とは思えないモンスターが
現れると、フォードの足首を
掴み、襲い掛かるのだった…
翌日、
フォードは首を切断された挙句、
脳下垂体を奪われた惨殺死体と
なって発見された…
フォードの惨殺死体が発見された
ことで、現場にはダガスタ警部補
の他、たくさんの警官たちが駆け
付け、博物館内で大規模な犯人の
捜索が行われ、遂に博物館の地下
で、斧を持ったホームレスの男を
発見し、男を射殺する…
ホームレスの男には前科があった
ため、フォードの殺人や船の殺人
は全てこのホームレスの男が犯し
たものだと判断され、事件は解決
したように見えた…
そして、
歴史博物館は、
これから始まる世界の迷信展の
催しのため、大勢の来場者で
賑わいを見せるが、歴史博物館
の地下に通じる坑道を通って、
謎のモンスターが姿を現す…
なんとそのモンスターは、
人間の脳下垂体を求め、
歴史博物館に集まった
人達を襲い始めたのだった…
そんな中、
モンスターの体液を採取すること
に成功したマーゴ博士が、
モンスターの体液を分析した
結果、驚きの事実が判明する…
2.レリックのキャストキャスト・スタッフ紹介
製作総指揮:マーク・ゴードン
ゲーリー・レビンソ
ン
撮影監督:ピーター・ハイアムズ
クリエィティブ効果:スタン・ウ
ィストン
・スピードのマーク・ゴードン、
ターミネーター2のゲイル・ア
ン・ハード、“コソガ”のデザ
インにはスタン・ウィストンが
製作に携わっている。
3.レリック感想やネタバレなどを紹介
3-1.レリック感想
製作陣には大ヒット映画の製作に
携わったクリエイターたちが勢揃
いしたが、作品としてはイマイチ
でした…
なぜなら、
物語が小難しく分かりにくいこ
と、画面が暗いので、見所である
モンスター(“コソガ”)の全体像が
見えにくいなどが挙げられます…
確かに、
本作はダグラス・プレストンと、
リンカーン・チャイルドの小説が
元になっているため、映画化する
にあたって、原作小説版から削ら
れている設定があるので、そこが
原因となって、物語を分かりにく
くしている要因になっている可能
性もある。
また、
画面が暗いのは、物語の舞台が
地下や停電した博物館内である
ことが理由として挙げられるが、
モンスターファンからすれば、
モンスター“コソガ”の全体像を
見られないのが残念だった…
しかし、
残酷描写はそこそこの出来で、
モンスター“コソガ”によって
首を切断され、脳下垂体を
抜き取られた死体の造形は、
グロくて恐怖を感じさせられる
もので、そんな残虐な死体が
わんさか登場します…
結論…
首を切断されるなどの残酷描写や
暗がりで見えにくいモンスター
“コソガ”の造形は良かったが、
物語が小難しくストーリー展開も
分かりにくいので、そこで作品を
ダメにしている勿体ないSFホラー
映画でした。
3-2.レリック評価
物語が小難しく、
ストーリー展開も分かりにくい
シーンがあったので、中弛みに
感じてしまうことがあった。
しかし、
首を切断されるなどの残酷描写や、
暗がりから一瞬姿を見せる
モンスター“コソガ”の造形は、
モンスターファンであれば
納得の出来だったのではないで
しょうか。
モンスターが登場する映画や、
ホラー映画がお好きな方であれ
ば、一度はチェックしておいても
損ではない、SFホラー映画です。
4.レリックこんな方にオススメ
まとめ
本作は、
人の脳下垂体を求めて、
異形のモンスター“コソガ”が
襲い掛かるSFホラー映画です。
暗がりから一瞬姿を見せる
“コソガ”の造形は、モンスター
ファンであれば納得の出来です
し、残酷描写もホラーファンが
喜びそうな描写です。
興味があれば、
是非、レリックを鑑賞してみて
下さい。
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