今回はヒドゥンを紹介します。
マイナーな映画ですが、
未だに根強い人気がある
名作のSFアクション映画です。
若干のチープさはあるものの、
銃撃シーンやカーチェイスなどの
アクションシーンは迫力があり、
終始物語に惹き込まれてしまう
不思議な魅力がある映画です。
1.ヒドゥンあらすじ紹介
ある日突然、物静かな男デフリースは
フェラーリで暴走行為を繰り返す
危険な男へと変貌した!
暴走運転で多数の民間人が犠牲になる中、
デフリースを乗せたフェラーリは
警官隊の一斉射撃の的となり、
ようやく車を停車させる…
車から降りてきたデフリースだったが、
警官らは容赦なく銃弾の雨を浴びせ、
デフリースはそのまま病院へ搬送されるが、
意識を失い危篤状態であった…
この事件を担当したベック刑事の下に
デフリースの件で
FBIからロイド捜査官が現れ、
捜査協力を求められるベック。
ベックはデフリースが搬送された病院を
ロイドに伝えると、ロイドは急いで
その病院へと向かって行った…
その頃、
意識がなく危篤状態であったデフリースが、
病室のベッドから起き上がり
隣で呼吸器に繋がれている
重病のミラー氏に近付くと、
デフリースはミラーの口をこじ開けて
自らの口から吐き出した“寄生生物”を
ミラーの口から体内へと送る込む…
デフリースはそのまま死亡…
寄生生物が体内に入ったミラーは
立ち上がり、病院から姿を消してしまう…
ミラーはレコード店に行くと、
平然と店員の前でカセットテープを盗む…
それを注意してきた店員を撲殺し、
レジをこじ開けると現金と
強盗対策用の銃を手に入れて、
店から出て行ってしまう…
腹が空いたミラーはダイナーへ行き
食事をしていたのだが、
外で赤色のフェラーリが
走っているのを目撃し、
ミラーはそのまま店を飛び出して
赤色のフェラーリを追いかけていく。
ミラーは車の販売店まで辿り着くと、
従業員と客を殺害。
赤色のフェラーリを手に入れると、
客から奪った財布の中に入っていた
“アンカー社”と書かれたカードの会社へと向かう…
アンカー社は骨董品の売買を
行う会社なのだが、
裏では銃の密売を行っていた…
ミラーはアンカー社の事務所内で
大量の銃が隠されているのを発見し、
いくつかの銃器を手に入れて夜の街へと繰り出す…
ストリップ店へ入ったミラーは、
ストリッパーのブレンダに寄生…
ミラーの肉体はその場で死亡する。
次から次へと宿主を変え、
殺戮行為や破壊行為を繰り返す
危険な寄生生物(エイリアン)…
ついにベックまでもが重傷を負い、
状況は刻一刻と悪化していくのだが…
2.ヒドゥンのキャスト・スタッフ紹介
日本公開日: 1988年10月29日
上映時間:95分
監督: ジャック・ショルダー
脚本: ボブ・ハント
製作: ロバート・シェイ
ジェラルド・T・オルソン
マイケル・メルツァー
特殊メイク: ケビン・イエガー
主演者:
マイケル・ヌーリー → ベック 役
カイル・マクラクラン → ロイド 役
クリス・マルケイ → デフリース 役
ウィリアム・ボイエット → ミラー 役
クローディア・クリスチャン → ブレンダ 役
※トリビア
・同年にSFアクション映画のロボコップ
が上映されて、その影響からかヒドゥンは
印象が薄目だが、本作はアボリアッツ国際
ファンタスティック映画祭でグランプリを
受賞している。
3.ヒドゥンの感想などを紹介
(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)
3-1.ヒドゥンの感想
人から人へ口移しで寄生する
“寄生生物”と書きましたが、
この寄生生物の正体は
エイリアン(異星人)です。
このエイリアンに寄生された人間は、
宿主が死ぬまで殺戮と破壊行為を強要され、
宿主の肉体が死ぬと、
新しい宿主の肉体に寄生するというもの…
序盤からこのエイリアンに
寄生されたデフリースが、
フェラーリを乗り回し暴走…
相手が車椅子に乗った病人だろうと、
容赦なく轢き殺すデフリースに戦慄…
そこからエイリアンの暴走は止まらず、
激しいカーチェイスを引き起こしたり、
派手な銃撃戦を繰り広げたりと見所満載!!
特にマネキン工場内での激しい銃撃シーンや
警察署内でのターミネーターを彷彿させる
派手な銃撃シーンは、
ロケットランチャーまで飛び出すのだから
ハラハラドキドキさせてくれます。
ラストは、
観た人それぞれに解釈が分かれそうな結末…
一応ハッピーエンドだけど、
何となく違和感が残った結末でした。
マイナーな映画ですが、
SF、アクション、ホラーの3つが調和され、
名作のSFアクション映画に仕上がっております!!
3-2.ヒドゥンの評価
3.5/5点中
同年公開のロボコップのおかげで、
どこかマイナーな印象のある
ヒドゥン…
しかし、
ヒドゥンはSF、アクション、ホラーの
3つが上手に調和された
一級の娯楽映画です!!
SF描写に若干のチープさを感じさせつつも、
ナメクジみたいな
エイリアンの造形だったり、
※↑はイメージです!
相手へ寄生するシーンは、
逆にこのチープさが
グロく見えてしまうのが不思議…
※↑は相手に寄生するシーン…
クモの手みたいなのが出てきて
ギョッとします…
かつて映画評論家の淀川長治さんが
ヒドゥンを高く評価しただけあって、
本作を名作のSFアクション映画と言っても
過言ではないはずです!!
3-3.ヒドゥン2について紹介
ヒドゥンの物語から15年後の話で、
キャスト陣で続投している俳優はいません。
ヒドゥン2はテレビ映画として公開され、
劇場公開はされなかったようです。
※↑はヒドゥン2の予告編です。
ヒドゥン2は未見ですが、
調べてみたら口コミが散々でした…
興味があれば、
鑑賞してみるのもいいかもしれませんが、
あまりオススメはできません…
4.ヒドゥンこんな方にオススメ
ヒドゥンはSF、アクション、ホラーの
3要素が上手く調和された娯楽映画です。
SF映画やアクション映画、ホラー映画好き
にも幅広く愛される映画ではないかと思います。
まとめ
今回はヒドゥンを紹介しました。
マイナーだけど、
最後まで飽きさせない
名作のSFアクション映画です!!
まだ未見であれば、
要チェックな映画ですよ!!
※記事を読んで下さり、
ありがとうございました。
クリックしていただければ、
やる気が出ますので、
よろしくお願いします。
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