悪魔を憐れむ歌/悪霊VS人間どちらに軍配が下るのか…サイコサスペンス映画を紹介

出典:Amazon.co.jp

今回は悪魔を憐れむ歌を紹介します。

 

デンゼル・ワシントン主演の異色の

サイコサスペンス映画です。

 

人から人へ次々と乗り移りながら

移動する悪霊

奴を止める方法はないのか!?

 

悪霊VS人間の戦いを描いた、傑作の

サイコサスペンス映画を詳しく紹介していきます。

 

1.悪魔を憐れむ歌のあらすじ紹介

死刑囚リースの死刑執行に立ち会うため、

ジョン・ホブス刑事が処刑場へとやってくる。

 

死刑直前にリースジョンに向かって

“霊は次々と乗り移る”と言葉を遺し、

ガス室へと送られるのだった…

 

しばらくして、いつものようにジョン

警察署へ出勤するとジョン宛に匿名の

電話が掛かってきて、住所を言ったあとに電話は切られてしまう。

 

ジョンはイタズラ電話だと思ったが、

念のために言われた住所へパトカーを

向かわせるが、そこでバスタブの中で死んで

いるロシア人男性の遺体とリースが死刑

直前にジョンに言い残したなぞなぞが壁に

落書きされていた。

 

また、後に遺体からはリースが殺人に

使用していたのと同じ薬物が検出され

謎が深まる…

 

ロシア人男性の遺体が見つかった現場に

残されたなぞなぞの答えを追求するうちに、

ジョンR.ミラノという元警官で

山小屋で拳銃自殺した男に辿り着く。

 

ジョンR.ミラノの娘グレタ・ミラノ

接触し、父親のR.ミラノについて話を聞こ

うとするが、期待していた情報は手に入ら

なかった…

しかし、グレタの自宅を出ようとしたとき、

グレタから“神は信じる?”と聞かれ

ジョンはその奇妙な質問を不審に思う。

 

そして、ジョン宛に再び匿名で電話が入り、

指定された住所に向かうと

ミッキー・ヌーンズという男性の遺体が

バスタブの中で見つかり、壁には新たな

なぞなぞが落書きされていた…

 

リースの共犯者かそれとも模倣犯の犯行

だと考えられたが、最初に殺害された

ロシア人男性が見つかった現場から

ミッキー・ヌーンズの指紋が発見された

ことで、ロシア人男性を殺害したのが

ミッキー・ヌーンズだと判明し、

捜査は難航していく。

 

ジョンR.ミラノが自殺した山小屋に

向かい、事件解明に向けた手掛りを探す

うちに壁に書かれた“アザゼル”という言葉

を発見し、その言葉を調べたところ人知を超えた悪霊に辿り着く…

 

そんな中、犯行現場からジョンの指紋が

付いたコインが見つかり、次第にジョン

対して疑惑の目が向けられていく…

 

ジョンの逮捕が迫る中、ジョンはこの

悪霊(アザゼル)を倒す方法を見つけ

死闘を始めるが…

 

悪霊VS人間

果たして軍配はどちらに下るのか!?

 

2.悪魔を憐れむ歌のキャスト・スタッフ紹介

日本公開日: 1998年7月11日

上映時間:123分

監督: グレゴリー・ホブリット

脚本: ニコラス・カザン

製作: チャールズ・ローベン

    ドーン・スティール

主演者:

デンゼル・ワシントン → ジョン・ホブス刑事 役

イライアス・コティーズ  死刑囚リース 役

ジョン・グッドマン  ジョーンジー刑事 役

ドナルド・サザーランド  スタントン警部補 役

エンゼス・デイビッツ  グレタ・ミラノ 役

※トリビア

・本作を監督したグレゴリー・ホブリット

 オーロラの彼方へを監督している。

 

3.悪魔を憐れむ歌の感想やネタバレなどを紹介

(注意ネタバレも含みます!!まだ未見の方は要注意です!!!)

3-1.悪魔を憐れむ歌の感想

悪魔を憐れむ歌に登場する悪霊(アザゼル)

とは、死刑囚リース悪霊と化したもので

はなく、人間を監視していた天使の一人が

罰を受けて堕天使(アザゼル)となった存在

を指していて、つまり本作に登場する悪霊

堕天使(アザゼル)のことを言っていま

す。

 

地上で人に憑依しては殺人行為を繰り返す

悪霊は、神から実体を奪われた存在なので、

人間の体に憑依していなければ生き続けら

れず、人間の体から離れると僅か265mの

間でしか生きてられない、意外にもか弱い

存在だという設定が面白かった。

 

ジョンの目と鼻の先に悪霊がいるのに

捕まえられないのでやきもきさせられるが、

ラストの一対一での悪霊との死闘は唯一、

悪霊に一泡吹かす事ができたのではないかと感じます。

 

実体を持たない悪霊にどう立ち向かうのか!?

そしてその結末は…

意外な結末に最後まで気が抜けない

傑作のサイコサスペンス映画です。

 

3-2.悪魔を憐れむ歌の評価

評価 :3.5/5。

3.5/5点中

サスペンスとオカルトを合わせた

傑作のサイコサスペンス映画でした。

 

実体を持たない悪霊と戦うという点や

デンゼルのシリアスな演技も相まって、

決して現実離れしないリアリティー溢れる

映画なので、下手に安っぽい悪魔が登場せず

シラケることもありませんでした。

 

上映時間は2時間程ありますが、

中弛もしないのであっという間に鑑賞できる映画です。

 

3-3.悪魔を憐れむ歌 主題歌 Time Is On My Sideを紹介

悪魔を憐れむ歌で印象に残ったのは、

悪霊(アザゼル)が歌うローリング・

ストーンズTime Is On My Sideという

本作の主題歌になっている歌です。

 

悪霊(アザゼル)は好んでこの歌を歌い、

“時間は俺の味方”というフレーズが印象的です…

 

人間の体を離れると少ししか生きられない

悪霊を、哀れんで歌っているように感じます…

 

4.悪魔を憐れむ歌こんな方にオススメ

オカルトチックな映画ですが、

残虐描写はほとんど存在しないので

幅広い方々に観ていただける映画です。

 

デンゼル・ワシントン主演作の中でも

異色のサイコサスペンス映画なので、

デンゼル主演作が好きな方にもオススメできます。

 

まとめ

今回は悪魔を憐れむ歌を紹介しました。

 

オカルトとサスペンスが上手にブレンド

され、傑作のサイコサスペンス映画に仕上がっています。

 

悪霊VS人間の戦いはどちらに軍配が

下るのか…

是非、ご自身の目でお確かめ下さい!!

 

記事を読んで下さり、

 ありがとうございました。

 クリックしていただければ、

 やる気が出ますので、

 よろしくお願いします。


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