今回はブレイド2を紹介します。
監督は前作のスティーヴン・ノリントン
から、オタクを自称するギレルモ・デル・
トロにバトンタッチ。
本作ブレイド2では、ヴァンパイアを凌
ぐ、新種の吸血鬼“リーパーズ”(死神族)
が登場し、前作以上にアクション面、
ホラー描写がパワーアップした結果、
前作ブレイドを超える大ヒットを記録した
ダークヒーロー映画です!!
ブレイドシリーズの中でも、
特に人気の高い本作ブレイド2を、
詳しく紹介していきます。
1.ブレイド2あらすじ紹介
チェコ共和国・プラハ・パリの血液銀行…
そこへ自分の血液を売りに来たホームレス
の男、男は待合室でジャレド・ノーマック
という同じホームレス風の男に話しかける
が、直後に、ノーマックは血液銀行の関係
者に呼ばれて、銀行の地下へと連れて行か
れ、手術室のような部屋に案内される…
血液銀行の関係者は全員が
“ヴァンパイア”で、ノーマックが提供した
血液型に強い興味を持っていた“ヴァンパ
イア”たちは、ノーマックを手術台に縛り
付けると、ノーマックの全身から血液を抜
き取ろうとする…
だが、
手術台に縛り付けられているノーマック
は、不気味に笑い出し、その場にいた3人
のヴァンパイアを、一瞬にして惨殺してし
まうのだった…
その頃、
ヴァンパイア・ハンターのブレイドは、
プラハでヴァンパイア狩りを行いながら、
2年前にフロストたちによってヴァンパイ
アへ変貌させられてしまった、恩人のウィ
スラーの行方を探していた。
ヴァンパイアのラッシュと言う名の男を捕
らえたブレイドは、ラッシュに仲間のアジ
トまで道案内をさせ、アジトにいたヴァン
パイアたちを皆殺しにすると、
囚われていたウィスラーを救出する。
ブレイドはウィスラーを相棒のスカッドの
もとへと連れて帰ると、ウィスラーにヴァ
ンパイア・ウィルスを殺すレトロウィルス
を投与する。
翌朝、
ウィスラーはレトロウィルスのおかげで、
何とか人間に戻ったが、喜びも束の間、
ブレイド、ウィスラー、スカッドが拠点
にしている建物に、二人組のヴァンパイア
が侵入…
彼等はアサドとニッサと名乗り、
ブレイドたちに休戦を申し入れる…
ブレイドはその申し入れを承諾し、
ヴァンパイアの大君主、イーライ・ダマス
キノスの居城へと招待される。
そこでブレイドは、
“リーパー”という新種のウィルスが見つか
り、その保菌者からなる“リーパーズ”(死
神族)が出現したことを知らされ、
“リーパーズ”は人間だけでなく、
ヴァンパイアも餌食にし、このままでは世
界が“リーパーズ”で埋め尽くされるのも時
間の問題であった…
ブレイドは、ブレイドを倒すために創設さ
れた、ライトハンマー、ヴェルレーヌ、プ
リースト、スノウマン、チュパ、ラインハ
ルトからなる“ブラッド・パック”(血の軍
団)の仲間に加わり、ノーマックを首領と
する“リーパーズ”の殲滅に乗り出すが…
2.ブレイド2のキャスト・スタッフ紹介
日本公開日：2002年6月15日
上映時間：117分
監督：ギレルモ・デル・トロ
脚本：デヴィッド・S・ゴイヤー
製作：ウェズリー・スナイプス
ピーター・フランクフルト
原作：マーヴ・ウォルフマン
ジーン・コーラン
製作総指揮：スタン・リー
主演者：
ウェズリー・スナイプス → ブレイド 役
クリス・クリストファーソン → ウィスラー 役
ノーマン・リーダス → スカッド 役
ルーク・ゴス → ノーマック 役
レオノラ・ヴァレラ → ニッサ 役
ダニー・ジョン＝ジュールズ → アサド 役
ダズ・クロウフォード → ライトハンマー 役
マリット・ヴェラ・キール → ヴェルレーヌ 役
トニー・クーラン → プリースト 役
ドニー・イェン → スノウマン 役
マット・シュルツ → チュパ 役
ロン・パールマン → ラインハルト 役
トーマス・クレッチュマン → イーライ・ダマスキノス 役
※トリビア
・原作は言わずと知れたマーベルコミック
のブレイド。
・監督のギレルモ・デル・トロにとって
は、本作ブレイド2はミミックに続い
て、ハリウッド映画の第二弾。
・今やウォーキング・デッドのダリル役で
有名なノーマン・リーダスが、ブレイド
の相棒スカッド役で出演してます。
※↑はウォーキング・デッドでノーマン・リーダス演ずる
ダリルです。
3.ブレイド2の感想やネタバレなどを紹介
（注意ネタバレも含みます！！まだ未見の方は要注意です！！！）
3-1.ブレイド2の感想
前作以上にパワーアップしたアクションや
ホラー描写、CGI技術の向上によって、前
作を上回る極上のダークヒーロー映画に
仕上がっています。
特にスナイプス演ずるブレイドのキレッキ
レっのアクションに、いちいち見せつける
決めポーズは、ユーモアも相まってカッコ
イイ…
また、ホラー描写も新たに登場した
“リーパーズ”によって、かなり怖さ
に磨きが掛かってます…
特に“リーパーズ”の造形が気色悪く、
顎が左右に割れて血を吸うシーンは
印象深いですし、基本的に武器が効かない
相手なので、多数の“リーパーズ”に追い詰
められる下水道のシーンなんかは、
ハラハラさせられるのではないでしょう
か。
※↑は“リーパーズ”が、
吸血しているシーン。
前作よりもストーリーのテンポが良い感じ
なので、中弛みに感じたり、分かりにくい
シーンもなく、物語が進むごとに深い没入
感を味わえます。
特に、“ブラッド・パック”(血の軍団)を
率いて、“リーパーズ”狩りに最初に向か
った“苦痛の館”のシーンから、ラストまで
あっという間に感じられます。
注意点だけを言うと、
ホラー描写が増したことで、
グロテスクなシーンもあるので、
グロが苦手な方は注意していただきたいで
すが、それを踏まえても、前作以上に面白
いダークヒーロー映画ですので、
マーベルコミックファン関係なく、
ホラー映画やアクション映画好きに
オススメができます。
3-2.ブレイド2の評価
3.5/5点中
前作も十分面白かったが、
個人的にはブレイドシリーズの中では、
このブレイド2がお気に入りです。
ブレイドが使用する銃器類も増え、
対“リーパーズ”用に作られた秒速1.8キロ
で銀の棒弾が撃てるショットガン、
圧搾空気で飛び出し、手首に装着して
戦うこともできる抗凝血剤入りの
手裏剣のような武器など、
男心をくすぐるようなカッコイイ武器も
登場し楽しいです。
また、ブレイドが協力する
“ブラッド・パック”(血の軍団)のメンバー
も個性的で、特にドニー・イェン演ずる
スノウマンや、ギレルモ・デル・トロ監督
作品には、常連のように出演している、
ロン・パールマン演ずるラインハルトは、
何かとブレイドと衝突するたびに、
赤っ恥をかかせられているのが面白いです。
前作以上に登場人物が増えましたが、
それによって映画がグチャグチャになっ
ておらず、ちゃんとまとまった上で、
序盤から終盤まで飽きることなく鑑賞
できる、オススメのダークヒーロー映画
です。
3-3. ブレイド2のフィギュアを紹介
こちらは2000年代にTOYBIZから発売
された、18インチ(30cm)のブレイドの
フィギュアです。
ブレイド2の劇中に登場した、
ブレイド愛用のマシンガン、手裏剣、刀、
ブレイド2で初登場した銀の棒弾を発射す
るショットガンといったパーツが付属して
ます。
箱の裏側はこんな感じ…
DVDのパッケージにも使用されてます。
近くで見ると、
スナイプス演ずるブレイドの顔が、
精巧に再現されているのが分かります。
ブレイドのこちらのフィギュアは、
マーベルキャラクターのフィギュアの中
でも、断トツに人気があります。
部屋のディスプレイとしては、
個人的にこれ以上の物はなかなかないで
す。
3-4. ブレイドを紹介
記念すべきブレイドの第一作は、
1999年に日本で劇場公開されました。
このブレイドが公開されるまでにも、
マーベルコミックを原作とした映画は
いくつか公開されてますが、
正直、どれも面白いとは言い難いものでし
た…
しかし、
記念すべきブレイドの第一作目が、
世界的なヒットを生み出し、
後に2本の続編が製作されるまに至った
のです。
こちらも参考までに、是非ご覧下さい👇
4.ブレイド2こんな方にオススメ
アメコミファンだけでなく、
アクション映画やホラー映画好きにも
オススメしたいダークヒーロー映画です。
まとめ
今回はブレイド2を紹介しました。
本作ではヴァンパイアを軽く凌ぐ、
新種の“リーパーズ”が登場することで、
前作以上にアクション、ホラー描写が増
し、ブレイドシリーズの中でも特に人気の
高いのが本作です。
最近では、ブレイドのリブートも進んでお
り、未だに話題に尽きないダークヒーロー
映画です。
未だ未見の方は要チェックですよ!!
※記事を最後まで読んで下さり、
ありがとうございました。
クリックしていただければ、
やる気が出ますので、
よろしくお願いします。
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